意図せずとも自分から純粋なエネルギーが泉のように湧き出て、それが他者の無意識に影響を与え続けてしまうという体質をもつ逆エンパス。
今回の逆エンパス記事は、逆エンパス体質の人が熟練逆エンパスになっていくための諸問題を書いてみました。
はたして逆エンパスはその生まれ持った体質を活かし、元気に暮らして行くことができるのでしょうか。
1記事めは、引っ込み逆エンパスのススメ、2記事めは、逆エンパスが、純粋逆エンパスになるための諸問題、そして3つ目の記事で純粋逆エンパスになるための道を示してみました。併せてお読みください。
Contents
熟練逆エンパスへの道、引っ込み逆エンパスになる
それまでの人生経験から、心理的防衛性が高まり、引っ込み思案になってしまった逆エンパス体質の人を、引っ込み逆エンパスとよんでみました。
逆エンパスの体質を持っている人が、社会において、その他の人と同様な適応を目指すということはなかなかに難しいことだと思います。
逆エンパスの合理的な社会適応の一例を紹介いたします。
逆エンパスが引っ込み逆エンパスになっていく流れ
1、生まれつき純粋な精神エネルギーが泉のように湧く体質を持つ。
2、そのエネルギーが周囲の他者の無意識に常に影響を与えている。
3、逆エンパスは感受性が強い。
4、情動・感情・発言・行動に付随して発するエネルギーは濃くなる。
5、自分の行動や、言動に対するまわりの他者の無意識の反応や抵抗になんとなく気づき、戸惑う。
6、自分のエネルギーの影響になんとなく怯える。
7、他者の無意識の行動にとても敏感になる。
8、基本的に自分のエネルギー放出も、他者の無意識の抵抗もコントロール出来ないことを経験的に理解する。
9、相手の無意識に余計な悪い影響を与えないようにと、自分の情動・感情・発言・行動をコンパクトにしだす。
10、他者といるときは、基本的には常に緊張している。疲れる。
11、自分の影響力の合理的な抑制は、他人との交流を避けることだと経験的に学ぶ。
12、引っ込む。
熟練逆エンパスへの道、引っ込み逆エンパスとして生きていく
上記の流れのように、逆エンパスが引っ込み逆エンパスになっていく流れは非常に自然で、合理的です。
コントロールできないものに悩まされる場合、コントロールすることをあきらめることができると、それに対処してくための行動が積極的にとれるようになります。
自分が無意識的にエネルギーを発し、相手の無意識に影響を与えてしまうということを事実として受け入れて対処しましょうということですね。
引っ込み逆エンパスは、体質に対する合理的対処の一つの形
人に影響を与えるのは悪い気がする→人に余計な影響を与えないように、自分をギュウギュウに抑制するのは疲れる→人に会わないようにする。
引っ込むということは、逆エンパスの体質にあった、合理的で無理のない生き方の一つの選択肢です。
逆エンパスにとって、一般に理想と考えられがちである社交的、外交的な人間でありたい、そうでなければならないという価値観から離れることはとても大切なことです。
世間にとって、他人にとってどうかではなくて、自分にとって楽である方向を納得して選べるようになること、これは一つの大事な成長です。
あとは、引っ込みながらも自分の人生がより彩るようにと工夫していければいいわけです。
熟練逆エンパス道 独りが気楽
他者の無意識に悪い影響を与えないようにと、常に緊張している逆エンパスでも、ある特定のパートナーを持つとき、その人の前では自分のエネルギーを特に抑制することなく、自由に振舞うことができるようになります。
その関係は逆エンパス的にはとても幸福です。しかし残念ですが、ありのままにエネルギーを放出し、相手に全てを受け止めてもらおうとすることは、相手の負担が大きく、穏やかな関係はあまり長続きしません。
したがって、特定のパートナーをもっても、その関係の中で、自分の行動・発言・態度を抑制できるかどうかは大事なテーマになっていきます。
引っ込み逆エンパスが穏やかに暮らし続けて行くためのひとつの大事なマインドは、いかに独りで生きていくかということになります。
たとえ誰かと一緒に暮らしていても、自分は独りである。
この価値観を分かち合える相手が見つかれば、自分を抑制しながらも、他者と穏やかに暮らして行けるかもしれません。
【熟練エンパスへの道】引っ込み逆エンパスのススメまとめ
逆エンパスは、他者のエネルギーを自分のエネルギーで波立たせたくないという強い思いと、自分のエネルギーに対し、他者から無意識の抵抗と反撃を受けることを嫌って、自分の行動、発言、態度が、相手に与える影響に常に気を配っています。
それはとても疲れることです。
自分とは条件の違う他者の価値観や、社会的風潮は、とても気になるでしょうが、自分の体質を理解し、自分の意志で引っ込むことを選べるということは、とても自分の身体や心に優しいことだと思います。
もちろん、社会で生きていくためには最低限の交流は必要ですが、自分の暮らしを支える収入さえ維持できれば、趣味に没頭してもいいし、何もしなくてもいい。
単純にあなたの思う「楽」にしてていいんです。
もしあなたが逆エンパス体質を自覚しているのなら、どんな優しい人達に囲まれていたとしても、強い孤独を感じて暮らしているかもしれません。
「たった独り」である、という事実は変わりませんが、その「たった独り」を共有できる相手に出会えると、孤独感は克服できます。
私はあなたにとってのそういう人になりたい。
あなたが、一般的な幸福、一般的な価値観から自由になり、穏やかな逆エンパスライフをおくることができるようになることを心から願っています。
多感な凡人 黒田明彦
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