共感力の高い体質を持った人をエンパシー、エンパス体質と呼ぶことがあります。
また、このエンパス体質によく似た自覚症状をもつ人に、逆エンパスという体質を持った人がいます。
今回は逆エンパス目線で、エンパスと逆エンパスを区別するための診断ツールを作ってみました。
この記事の後半には、エンパス・逆エンパスの特徴のいくつかをわかりやすく図解していますので、是非ご覧ください。
この記事は逆エンパス診断ツールの説明、診断、項目の説明の順に進みます。
【逆エンパス診断ツール】エンパスと逆エンパスは自覚症状が似ている
エンパスと逆エンパスはエネルギーの方向性が真逆で、魂のイメージの型もまるで違います。
しかし、自分はエンパス体質であると自覚している人の中には、実は逆エンパス体質の人が結構な人数いるようなのです。
【逆エンパス診断ツール】エンパスと逆エンパスは、なぜ自覚症状が似てしまうのか?

まず、第一にエンパスと逆エンパスには、感受性の強さと共に、非常に強い共感力があるという自覚があるという共通点があるからです。
エンパス体質の人も逆エンパス体質の人も同様に、他者の気持ちがわかりすぎるという共感力(感情移入力)の高さに苦しんでいます。
そして、第二に、逆エンパスという体質のとらえかたの情報がまだまだ少ないからです。
上記の理由から、逆エンパス体質をもった人もエンパス体質の情報だけを見て、共感力と感受性の強さからくる特徴が当てはまるのを確認し、自分がエンパス体質であると誤解してしまうのです。
エンパス体質と逆エンパス体質では、対処の仕方が違うので自分がどちらなのかということを正しく理解するのは大事なことだと思います。
逆エンパス診断ツールの使い方
今回作った診断ツールは、エンパス体質、逆エンパス体質の両方に共通しているものの中から、判別の難しい、感受性の強さからくる特徴をできるだけ省き、エンパス体質の人に顕著な特徴と、逆エンパス体質の人に顕著な特徴にできるだけ絞って項目をつくりました。
このツールは基本的には、すでに自分はエンパス体質なのではないかと疑っている人が使用することを前提としています。
エンパス体質の診断が無料でできるサイトはすでにいくつかありますので興味がある人はそちらを先に見てみてください。
このツールは逆エンパスに顕著な特徴に「はい」と答えた場合と、エンパスに顕著な特徴に「いいえ」と答えた場合に、得点が入り、最終的に100点満点で逆エンパス度が診断されます。
逆エンパス経験は大人になってからよりも、小さなころから思春期の間ぐらいまでが顕著かもしれません。
そのころのことを思い出しながらやってみるといいかもしれません。
またこのツールは、あくまで傾向を調べる程度であると理解し、あまり深く考えず、リラックスした気持ちでやってみてください。
逆エンパス診断ツール
説明ページと逆エンパス診断ツールのページを分けてあります。
診断はこちらへどうぞ。無料です。25問の質問に、はい、いいえで答えてください。
逆エンパス診断ツール、各項目の解説

ここからは各問について解説していきます。ここからの内容は逆エンパス診断を終えてからお読みすることをお勧めします。1つ1つ項目にふれていますので、そこそこのボリュームです。興味がある人だけどうぞ。
問1、みんなが責められている場面でも自分のせいだと強く思う。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
常に周囲が自分のエネルギーで満たされ、周囲の人たちの無意識下に影響を与えている感覚が逆エンパス体質の人にはうっすらとありますので、集団、チームの責任を自分の責任だと感じやすいのです。

責任感が強いというよりは、自分の責任が及んでいると感じられる範囲が他の人よりも極めて広いという感覚ですね。
問2、乱雑であったり整理・整頓が行き届いていない環境に無性にイライラする。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
環境の影響がダイレクトに飛び込んでくるような感覚はエンパス体質特有だと思います。
問3、人の身体の悪い部分が直感的にわかってしまう。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
いわゆるワンネス型の特徴ですね。
逆エンパスの人にはない特徴だと思います。
逆エンパスの共感は基本的に放出エネルギー(オーラ)による相手の外側からの感知と、相手の発言に対する感情移入によって行われます。
相手の身体の悪い部分など、内側から感知できるような感覚はありません。
問4、自分のせいで誰かが傷つくと感じることが多く、苦しんでいる。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパスはつねに自分のエネルギーが他者に与えている影響に敏感なので、誰かが嫌な気持ちになったとき、傷ついたとき、それは常に自分のせいではないかと疑っています。

問5、自分の身体から精神的エネルギーが溢れている、湧いてくる、等の表現をしたことがある。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
自分が逆エンパス体質であるという自覚もないまま、自分のエネルギーが泉のように溢れる、湧くという表現をしている人もいるようです。

問6、思春期の頃、よくこわい人たちにからまれた。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパス体質の人の溢れるエネルギーが他者の無意識に影響を与える際、いくらかの人はそれに抵抗し、反撃してきます。
逆エンパス体質の人の思春期のころのむき出しのエネルギーは、相手の無意識に大きな影響を与えてしまいます。
そして、反撃してくる相手も思春期ならではの思い切りの良さで攻撃してきます。

逆エンパス体質の人が引っ込み逆エンパスになってしまうのはこの頃のつらい経験が大きいのではないかと思います。
問7、人と話していると、自分の考えがわからなくなり、混乱したり思考が止まったりする。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
エンパスの人は、相手の思考が流れ込んできてしまうというような体験をするようです。
自分の思考ではないものをしっかり整理して、自分の思考を思い出さなくてはならないという表現をエンパス体質の人から聞いたことがあります。
問8、相手よりも相手のことが分かるような気がする。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
エンパス体質の人は相手の思考が流れ込んでくる、相手になってしまうという感覚ですが、逆エンパス体質の人は相手の無意識の動きを敏感にとらえていますので、相手の意識と無意識の両方を把握しているような気持ちになり、相手以上に相手を分かってしまうというような感覚を持ちがちです。
通常の共感のイメージ

エンパスの共感のイメージ

逆エンパスの共感のイメージ

問9、「私はそうじゃない!」「私はこうだ!」というような、私という感覚がうるさいくらいに浮かぶ。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
「私はそうじゃない!」「私はこうだ!」というような感覚は、精神エネルギーが湧いたときの音のようなものです。
泉のようにエネルギーの湧く逆エンパスは、このエネルギーの湧く音で、いつも、うるさいくらいなのです。
問10、幼いころの自分と今の自分のセルフイメージにギャップがある。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパス体質の人は、特に思春期ごろにありのままの自分でいることが難しくなっていきますので、幼い頃と大人になってからのセルフイメージが大きく違うことがあります。
逆エンパス体質の人の本来の自分ではないという感覚を他者が違和感として感じるという話もありますが、あれは逆エンパスのエネルギーの流れが大きく滞っているからでしょう。
問11、一緒にいる人と同じ気分になりやすい気がする。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
同じ気分になりやすいというところがポイントです。
逆エンパス体質の人の場合、どちらかというと相手を同じ気分にさせやすいです。
問12、身体は静かでも、心はそわそわと落ち着きがないことが多い。多動傾向を自覚したことがある。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
湧き出るエネルギーは基本的には精神エネルギーのようです。
ADHDのように、極端な不注意があったり、常に身体を動かさずにはいられないという感じではないようですが、精神的にはソワソワと落ち着かない感じが終始あるようで、人によってはひどい不眠に悩まされることもあるようです。
問13、初対面の人に「なんかワクワクする人だ!」というように、変な期待をされることがある。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパスが放っているエネルギーは、人に期待感をもたせるはたらきがあるようです。
何もアピールしていないのに、勝手に期待され、勝手にガッカリされてしまうという経験が多い人もいるかもしれませんね。

問14、具合の悪い人と一緒にいると、同じ場所が具合悪くなる。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
まさにエンパス体質のワンネス型に顕著な特徴ですね。
問15、中古品や人からのもらい物などが苦手。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
エンパス体質の人はエネルギーに対する反応に敏感で、物に宿っているエネルギーに強く反応する人もいるようです。
長い間他者が使っていたものなどには、その人のエネルギーが充満していて、それの影響を受けてしまうのでしょうね。
問16、普通にしているだけなのに、偉そうとか、目立つとか言われたことがある。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパスの放っているエネルギーの影響でしょう。
私の場合は、リラックスしていたり、とても疲れているときに、相手にそういう印象を与えてしまうことが多いようです。
自分をコントロールする意識が低いときに、そう見えてしまうことが多いようです。

問17、ひそかに自分にはリーダーの気質があると思っている。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
不特定多数の相手の無意識に影響を与える逆エンパス体質の人は、集団のリーダーになったときにその特質を発揮しやすいです。

ただ、それまでの経験から引っ込み逆エンパスになってしまっている場合は、リーダー役を買って出ることがほとんどないというジレンマがありますが。
問18、植物に話しかけると、応えてくるのがはっきりとわかる。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
いわゆる受け取る能力に長けているのがエンパス体質です。
植物からもエネルギーが受け取れるのですね。
問19、自分がガラガラな店に入ると、あとから沢山お客さんが入ってきて、混雑することが多い。
これは迷いましたが、逆エンパス体質傾向が表れている項目としました。
高いエネルギー放出によって、無意識に人を引き寄せるという現象です。
私自身は、体験としてこの現象を頻繁に目撃するということはありません。
しかし、実際逆エンパス体質を自覚している人から、非常にリアリティのあるエピソードを聞く機会が多いので、この項目を採用しました。
問20、誰かと入れ替わる、誰かに乗っ取られる、そんな迫力で気分が変わる。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
私はこの被憑依的ともいえる同化現象は、非常に強いエンパス傾向がある人、特有の感覚であり、エンパス体質を象徴する現象だと思っています。
問21、未来に起こることが、直感的に予想・予測できる。
エンパス体質傾向が表れている項目です。
これはスピリチュアルワンネス型のエンパス体質の人の特徴でしょう。
逆エンパス体質の人は、ものの本質をとらえる直観力には優れていますが、未来を直感的に予想・予測することはできないと思います。
問22、いつからか自分の感情・感動を抑える癖がついている。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
逆エンパスの人は、自分の感情が高ぶったときに、相手に与える影響が大きくなることをなんとなく自覚しているので、知らず知らずのうちに、自分の感動、情緒の動きを抑える癖がついてしまうことがあります。

問23、光・音・匂い・肌ざわりなどの刺激の強さに苦しんでいるというのが、一番の悩みである。
これはよくエンパスの特徴であると紹介されている項目なので入れてみました。
ただ、個人的には、これはエンパス、逆エンパス云々ではなく、感覚器が敏感な人の特徴だと思っています。
HSPや発達障害の一部の人など、生活に支障があるレベルで敏感な感覚器を持っている人はいます。
私の友達にはマクドナルドのネズミよけの音がうるさくて、マックの店内で食事できないと言っていました。
その人はエンパス体質でも、逆エンパス体質でもありませんでした。
問24、これまでの人生で傷つき、引っ込み思案になっている。そしてそれは自分の本来の姿ではないと思っている。
逆エンパス体質傾向が表れている項目です。
傷ついた逆エンパス体質の人は、それまでの経験からエネルギー、感情の表出、相手に与える影響を最小限に抑えようという思考がはたらきます。
そもそもこういう思考に至り、生活に不自由を感じていないのであれば、つまり知らず知らずのうちに逆エンパスの特質を生かし、日々を問題なく謳歌できている人は、悩み、調べ、その言葉にたどりつくこともないでしょう。
逆エンパス体質に悩んでいる人の少なからずは、引っ込み逆エンパスなのではないかと私は思います。
問25、屋外と室内で毎回他人がビックリするほど気分が変わる。
エンパス体質傾向が表れている項目です。これもエンパス体質の人のエネルギーの影響を受けやすいという傾向が顕著だと思います。
逆エンパス診断ツール、まとめ

今回逆エンパス診断ツールを作ったのは、真逆の性質を持つにもかかわらず、逆エンパス体質を持つ人の多くが自分はエンパスではないかという疑いを持つことが多いからです。
私も最初は自分の経験を言い当ててくれる言葉を探していた時に、HSP、エンパスという順番で言葉を探していきました。
そして、私にはエンパス体質がしっくりくるような気がしていました。
しかし敏感な感覚器を持つ友人に「あなたはエンパスではない」はっきり伝えてもらって、エンパスの線を外して考えてみたときに、初めて逆エンパス体験があてはまるということに気づくことができたのです。
エンパスと逆エンパスでは対処の方法が違います。
まずは自分が本当はどちらにあてはまるのかということをはっきりさせることが大事だと思います。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのユニークな体験、ユニークな人生を隠さなくてもすみますように。
月の逆エンパス、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。