カウンセリング

聞いてほしいということ【カウンセリング学習】

日々の生活の中で、誰かに聞いてほしいと願うことがどれくらいあるでしょうか。

この聞いてほしいという感覚は非常に奥深いものです。

「聞いてほしい」ただこの一つの言葉の相(すがた)には多くの願いが込められていると、私は感じています。

私たちが聞いてほしいと漠然と願う時、何を聞いてほしいと願っているのでしょうか。

気持ちでしょうか?心でしょうか?感情でしょうか?

今回の記事は、その辺りについて、書いていきたいと思います。

興味のある方は読んでみてください。

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【聞いてほしいということ】聞いてほしいってどういうこと?

私にとって聞いてほしいということは、どういうことなのでしょうか?

思いつくままに書いてみました。

矛盾を感じる部分もあるかもしれませんが、私の世界では、両方が本当のところなようです。

理解してほしい

私ってこういう人間なのです。

私はこう考えています。

わかってください。

こうこう、こうなんです。

そうじゃないんです!

こう、こう、こう、こうなんです。

私の理解の仕方を聞いてください。

私の理解を私の理解しているように聞いてください。

 

私にとって、聞いてほしいというのは、そういうことです。

受け止めてほしい

悲しみを、エネルギーをどこかに出さないとおかしくなりそうです。

私はあなたを私と同じ悲しみに沈めてしまいたいわけではありません。

私はあなたをこちらの世界に引き込みたいわけじゃありません。

ただ自分のエネルギーを放出して、クリアにしたいだけなんです。

そのために、ただ言わせてください。

ただ、聞いてください。

私が私のエネルギーを整えるために。

 

私にとって、聞いてほしいというのは、そういうことです。

自分にならせてほしい

私は今、何を考えているんでしょうか。

自分はどうしたいのでしょうか。

自分で自分がわかりません。

私は何者なのでしょう?

どこから来て、どこへ向かうのでしょう?

あなたの答えがほしいわけではないのです。

私がほしいのは私の答えなのです。

私が私の答えにたどり着くことを助けてください。

私は私のスピードで、私のこわくない探し方で、私自身を見つけたい。

あなたに、それを手伝ってほしいのです。

 

私にとって、聞いてほしいというのは、そういうことです。

支えてほしい

もう歩けません。

ここから一歩も動けません。

進むこともできないし、戻ることもできません。

一人ではもう身動きがとれないのです。

何かを話すことができれば楽になるのでしょう。

だけど、言葉に、声にすることが苦しいのです。

何も言えません。

言えそうもありません。

「何も言えない」と、声にすることすらできない。

だけど生きている。

支えてください。

今、ここの私をそのままに。

微かにだけど、確かに、歩みたがっている。

この私を支えてください。

 

私にとって、聞いてほしいというのは、そういうことです。

一緒!一緒!

一緒に楽しみましょう。

昨日の事、聞いてください。

楽しかったんです。

あなたも楽しくなってください。

あなたも私になってください。

ほら、楽しいですね。

一緒に笑いましょう。

楽しいですね。

嬉しいですね。

一緒になりましょう。

喜びを分かち合いたい。

楽しみを聞いてほしい。

ほら、もっと楽しくなってきました。

ほら、すごく嬉しくなってきました。

楽しいですね。

嬉しいですね。

あなたも一緒ですね。

ありがとう。

ありがとう!

 

私にとって、聞いてほしいというのは、そういうことです。

【聞いてほしいということ】私の何を聞いてもらいたいのか

以前の私は、聞いてほしいと願い、いろんな人に向かって何度声にしてみても、全然満足できませんでした。

言っても、言っても満足できなくて、言わなきゃよかったと思うことばかり。

それでも、やっぱり言いたくなって、言ってしまう。

そして、また同じように後悔する。

なんだか、そのたびに人を煩わせているような感じもするし、私は、私のことを言うことは、悪いことなのだと思うようになりました。

しかし、当時の私が、言っても、言っても満足できなかったのは、相手に、私の何を聞いてほしいのか、ということがわからないままに言っていたから、のようなのです。

私が、聞いてもらいたかったものの正体

私が、聞いてもらいたかったものの正体、それは、

私の言葉の相(すがた)だったんです。

気持ちや、心や、感情は、どうしても歪な形でしか、相手には伝わりません。

私が純粋に伝えることができ、確かめることができ、共有することができるのは、

言葉の相(すがた)だけだったんです。

私はそれを実際に、先生に私の言葉の相(すがた)を聞いてもらえるまで知りませんでした。

それは、とても不思議な体験でした。

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言葉の相(すがた)を聞いてもらうということ

「ただ聞いてもらうだけじゃ意味がない」

これは、言葉の相(すがた)を聞いてもらった明確な体験がないからこそ言えることのようです。

言葉の相(すがた)を聞いてもらえると、

自分で、自分の生命に触れることができているような感覚になります。

相手に、私の生命を確かめてもらっているような感覚になります。

そして、自分になることを赦してもらえるような体験ができます。

自分になることを赦してもらえる。

私が整い、解放されていく感じ。

求めていたところに行ける感じ。

心底、ホッとできる感じができるのです。

【聞いてほしいということ】一筋の道

どうして、私はあれほど苦しいとき、どうしようもないほど辛いとき、誰かにただ、私の言葉の相(すがた)をそのままに聞いてほしくなるのでしょう。

言葉にしたい。

声にしたい。

赦されたい。

私になりたい。

だけど、胸がつぶれそう。

今にも扉が閉まりそう。

こんな追い詰められた心境の私に、他人の意見なんか全く意味をなしません。

私はこう思うよ。

大丈夫だよ。

気にするなよ。

こんな相手の言葉は、私を全く助けてくれません。

その時の私に、相手のところを受け入れる余裕なんてひとつもないからです。

ただ、ただ、遠さだけを感じる。

聞けば聞くほど閉じていく。

苦しくなる。

しまい込みたくなる。

消えてしまいたくなる。

私は、貝のように閉じこもってしまうでしょう。

 

人間には、ただ、ただ、自分の内側からやってくる言葉の相(すがた)を聞くことでしか進めない、一歩も歩けない、という時があるんです。

そんなときは、他人の言葉では助けてあげることはできないようなのです。

【聞いてほしいということ】聞かせてください

もし、今のあなたが、貝のような状態になってしまっているのなら、

あなたの言葉の相(すがた)を私に聞かせてください。

私は、あなたの言葉のすがたを受け止めることができます。

今、消え入りそうなその声を、

微かに、だけど確かに聞こえているその言葉の相(すがた)を、

私は、たどり、支えることができます。

あなたの歩みを、あなたの嘆きを、あなたの成長の道を、共に歩むことができます。

私は、ただ、あなたの言葉のすがたに聞かせていただくだけです。

そこでなら、そこでこそ、一緒に歩けるのだと思います。

そして、一緒にホッとしましょう。

私なら、手伝えます。

【聞いてほしいということ】おわりに

いかがだったでしょうか。

聞いてほしいという願い、それは、全ての人が持っている願いだと私は思います。

ただそれが自覚になっている人は、あまりにも少ない。

そして、もう一つ、言葉の相(すがた)を聞いてもらえたという体験を明確に持っている人が、本当に少ないのだろうと私は思っています。

私自身、たまたまの流れで行きついたカウンセリングの学習に出会わなければ、先生に出会わなければ、この体験をすることはできませんでした。

それは、本当に自分の生命の尊さを教えてもらえるような体験です。

その人、その人、それぞれに、その人のためだけにやってきている、その人の言葉の相(すがた)。

それをそのままに聞いてもらえるということが、どれほど、ありがたく、どれほど尊いことか。

私を聞いてもらうということは、私にやってきた言葉の相(すがた)を聞いてもらうということなんです。

この辺りをできるだけ多くの人に、体験的に理解してもらいたいというのが、私の願いです。

 

この私の願いが、今必要な人の元に、届きますように。

カウンセラー 黒田明彦

 

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