冥王の唄

認識できない自己の影響力・我が身に宿る2つの神

今日は自己・自我と呼ばれるような人間の認識機能についての考察が進んだので、それを紹介しよう。

私は今まで、自我のはたらきをかなり軽視していた。

自我のはたらきが生む自己というものが、私の身体に与えている深刻な影響を洞察したときに、私にとって、自己こそが神なのだという結論にいたった。

何を言っているか分からないだろうが、これから可能な限りわかりやすく説明してみる。

私の身を焼き焦がしていたのは、神の炎だった。

人間よ、神をもって、神を引きずりおろせ。

 

 

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ずっとあった疑問、腑に落ちない身体の反応

前から不思議だったんだ。

言葉の持つ影響力の強さ?

イマジネーションのもつ影響力の強さ?

「そんなことで?」

自分でも情けなくなるような、ちょっとしたやりとりで、我が身は焼かれてしまう。

  • 言葉のもつ純粋なエネルギー
  • 他人とのエネルギートレードが生むギャップ

それらの現象が我が身に影響を与えることは理解できる。

しかし、ありのままの現象から受けた影響にしては、それが大きすぎるときがある。

感受性という言葉で単純に説明しようとしても全く腑に落ちない。

相手の言葉や直接受けたエネルギーの影響である、とは説明がつかないほどに、この身が焼け焦げてしまうときがある。

私は、いつもそんな私の身体の動き、反応が腑に落ちなかった。

  • なぜ私は人を傷つけてしまったかもしれないと思う時
  • なぜ私は人に嫌われてしまったと思う時
  • なぜ私は人に軽んじられたと思う時
  • なぜ私は人を悲しませてしまったかもしれないと思う時
  • なぜ私は人の気持ちを配慮できなかったと思う時

あんなにも身体にダメージを受けるのか?

身体がビリビリし、頭が痛くなり、ボーっとして、胃が焼けただれ、眠れなくなる。

それらが相手との純粋なエネルギートレードの結果起きている現象だとは、どうしても私には思えなかった。

我の身が焼かれた実際のケース

私は、先日も身もだえていた。

私なりにやった仕事が、相手にそぐわないようだった。

直接相手にそう言われたわけではないが、私は相手の行動、態度からその気配を勝手に感じ取っていた。

相手から少しの攻撃の言葉を受けたわけでもない。

しかし、私の身体と心は悲鳴をあげた。

嘘みたいな話だが、その日の明け方、夢の中でその相手から私の仕事に対して抗議を受けていた。

朝になると、気分は元に戻っていたが、胃が焼けただれていた。

まさに、身体に影響が出ているのである。

相手から直接言葉を受けたわけでもないし、エネルギーをぶつけられるような出来事も起きていない。

全ては私の精神世界の出来事でしかないのに、私の身体は焼かれてしまった。

洞察、検討、そして気づき

胃痛に悶えながら、いろいろと自分の身体に起こったことを洞察してみた。

身体、心、言葉、自我、自己、罪悪感、自己嫌悪、自己否定、他人、イメージ。

焼ける胃を抱えながら、言葉にしたり、図にしたりしながら、ゴロゴロと考える。

ふと、先生の言葉が聞こえる。

「言葉は生命」

このあたりで大体、いつも堂々巡りになってしまう。

今回は、先生のその言葉もはねのけて、さらにゴロゴロしてみた。

そして、やっと、私にやってきた言葉。

「私は人の心を利用しようとしていたのかもしれない。」

この言葉が聞こえた瞬間、少しずつ胃がおとなしくなっていった。

罪悪感と自我の炎

私が苦しんでいた罪悪感。

私は自分で意識できないところで、相手の心の大事な部分を自分のために利用しようとしていたのかもしれない。

それを相手に見抜かれたかもしれない。

この辺りの言葉が私の苦しみの体験を言い当てていたような気がした。

この辺りが言語化された途端、私の身体の症状が少しずつ治まっていったからである。

ここで私の洞察は跳ねる。

「私にとって相手の心、大事なところを自分のために利用することは許されないことである。」

「そして、それを相手に見抜かれてしまうことはとてつもない脅威である。」

言葉は走り、徐々にシンプルな言葉に言い換えられるようになっていく。

「薄い意識で自覚なく、相手の嫌がることをやってしまう私、になってしまうことは、私にとって、精神的な死を意味する。」

「相手の嫌がることをやってしまう私は私ではない。」

「私は私でないものを燃やして消さなくてはならない。」

そうやって、私は自我の炎にこの身を焼かれていたことを理解したのである。

現在の私の自我理解

ここで私の自我・自己についての理解を整理する。

私はあまり難しいことは分からないが、己と他を徹底的に分けていくはたらきを自我と呼んでいる。

これは、人間の精神世界で赤ん坊のころからずーっと自動的に行われているはたらきであると言える。

そして、自我によって、他とは違う己として分けられていった経験の蓄積を自己と呼び、それが「私」として認識されると考える。

私の身体に宿る神

この「私」と認識される自己は、認識できるレベルでは、「私はチョコが好きだ。」となっているが、

認識できない深さのレベルでは、「チョコが好きな私こそ私だ。チョコを好きでない私は私ではない、消えるべきだ。」となっている。

簡単な言葉を例にしていることもあって、とても過剰に見えるだろうが、人間は、認識できないレベルのこのような自己をいくつも抱えることでなんとか存在を成立させていると言える。

認識できないレベルの自己

「チョコが好きな私こそ私だ。チョコを好きでない私は私ではない、消えるべきだ」

今回の私の一番の発見だが、私にとって、この認識できないレベルの自己の影響力がとてつもなく、とてもつもなく大きいのだと初めて実感した。

それは、自分という存在そのものに直接影響している価値観だ。

もはや、それは、私にとって神も同然の影響力があったのだ。

神はずっと私の中にいた。

無意識下にある、認識できない深さにある自己とは、神も同然である

無意識下にある、認識できない深さにある自己とは、もはや神も同然である。

それほどに、意識下の私には抗えるものではなく、それに反する現象が起きたときは、私の身体に直接破壊的な影響が起きる。

私の胃を焼いていたのは、他の誰かではなく、我が身に宿る神の炎だったのだ。

神が神でなくなるとき

認識できない自己(神)が、何かのはずみで認識できるようになると、私にとってそれは神ではなくなる。

それは、わりとあっさりと簡単に書き換えることができるようになる。

たとえば、

「相手の嫌がることをやってしまう私は私ではない。消えるべきだ。」

という自己が認識できていないときは、相手の嫌がることをしてしまったという現象が起きるたびに、私は神の炎に真っ黒に焼かれてしまう。

何が起こったかもわからず、ただ神の炎に焼かれ、ただ本当に、本当に辛い体験となる。

しかし、

「相手の嫌がることをやってしまう私は私ではない。消えるべきだ。」

という自己が認識できるようになると、今度は、

「相手の嫌がることをやってしまう私こそ、私」

とわりと簡単に言い換えていくこともできる。

これをお守りの呪文として日頃から唱えるようになれば、ちょっとやそっと、私が相手の嫌がることをしてしまうという現象が起こっても、神の炎に焼かれることはあるまい。

神を引きずり下ろす力

ところで、私の身体にはもう一つの神が宿っているようである。

認識できない深みにある自己は改変の余地がなく、私という存在にとって神同然の影響力をもっている。

しかし、認識さえできてしまえば、それは改変可能な自己となり、神は神でなくなる。

認識できない自己(神)を認識する力(引きずり下ろす力)。

それが鋭い感性の力であり、変わろう、成長しようとはたらく力でもある。

  • 自分を変えたい
  • もうこんな苦しい思いをしたくない
  • もっと自分をわかりたい
  • このままじゃ嫌だ

なぜ?どうして?と力の限り探求し、現状を破壊し、再生していく方向へと引っ張っていく力。

それは、私の意思を超えた力。

大地よりも、もっと深いところとつながっているかのような、強力で、強引な引力。

それもまさに神の力だ。

神を引きずり下ろすのは、また神の力なり。

自己と2つの神・おわりに

神の炎が痛すぎるので、ここまで1つめの神を悪者のように書いてしまったが、1つめの神は、「私」という存在そのものを支えている神でもある。

この神がいなければ、人間の精神はバラバラになってしまって、おそらくまともな生活はできない。

  • 存在そのものを支えている神
  • 存在の一部を破壊し再生する神

我が身体に宿る2つの神を前に、意識下の自分はあまりに無力だ。

しかし、その無力の自覚は大事なプロセスのような気もする。

とにかく、今回、私の身に起こっていることをしっかりと理解することができたことは私にとっては大きな変化だ。

ここまで読み進めてしまった君には、きっと他人ごとではないはずだ。

おそらく君の身にも、この2つの神は宿っている。

まとめの言葉をおくろう。

「神の炎に焼かれて苦しいときは、もう一つの神の力で、神を引きずりおろせ。」

君ならきっとできるよ。

 

冥王 黒田明彦

 

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