今回の記事は逆エンパス的特徴を持ち、生きづらさを感じて苦しんでいる人たちのために、逆エンパスの特徴の説明と、いつくかのコントロール方法を書いてみました。
この記事はどちらかというと逆エンパス傾向を自覚することができるようになったばかりの、ビギナー逆エンパスの人に向けて書いています。
できるだけイメージしやすいように簡単な図を使って説明しています。
他では見られない貴重なイメージ図なので参考にしてみてください。
自分は逆エンパス的傾向があるかもしれないと思う人、または逆エンパスに興味のある人は是非読んでみてください。
逆エンパスの特徴のコントロールの要

結論から申しますと、逆エンパスコントロールの要(かなめ)は、徹底した自分と他者のエネルギー領域の区別です。
これが上手にできれば多くの生きづらさは解消されます。
自他のエネルギー領域の区別が曖昧だと、相手のエネルギーを自分のエネルギーで包み込んでいる逆エンパスは、気づかぬうちに、相手の領域をどんどん浸食してしまいます。

これは、相手のエネルギー(元気)をつぶしてしまうような状態です。
それは、逆エンパス自身にとって、とても不本意なのです。
大事なのは、しっかりと相手のエネルギー領域を守るという意識。

逆エンパスは、自分のエネルギーで、相手のエネルギーを敏感に感じ取る才能があります。
逆エンパスのエネルギーで、相手のエネルギーを支えながら、引き出すようなイメージを持ちましょう。

逆エンパスのエネルギーには強い触発力がありますので、逆エンパスには、相手のエネルギーを引き出す才能もあります。
どうしても相手を自分のことのように感じてしまう逆エンパスが幸せになるためには、自分のエネルギーを放出することと、相手のエネルギーを潰さずに、支え、引き出すことを同時に満たそうとすることが必要です。
このイメージが逆エンパスコントロールの要なのです。
動画で解説ー逆エンパスコントロール
逆エンパスはどうしても不純をコントロールしたい

逆エンパスがコントロールしなくてはならないもう一つの特徴があります。
逆エンパスのエネルギーの一つのイメージですが、逆エンパスは、身体に強烈な純粋なエネルギーを宿し、それが周囲にあふれ出しています。

純粋エネルギーを身体に宿す逆エンパスは、自分が不純と感じる、すべてのものを弾きたくなってしまう衝動にかられます。

他人とこれぐらいエネルギーの距離が離れていれば、お互い自由です。

しかし逆エンパスは、次第に自分の溢れるエネルギーで相手を包み込んでしまいます。
そして、相手の不純を察知してしまうと、どうしても自分のエネルギーエリアからそれを弾きたくなってしまうのです。

こんな風に自分にとっての不純をできるだけ気持ちよく弾きたいのですが、実際は多くの逆エンパスがそれを我慢し、コントロールしています。

弾かれてしまう相手の気持ちを自分のことのように感じてしまうからですね。
繰り返しますが、逆エンパスが、相手のエネルギーを侵害しないようにするために大事なのは、まずは、相手のエネルギー領域をしっかり感じ取ることです。

逆エンパスには相手のエネルギーを察知する才能があります。
何せ、自分のエネルギーで相手をすっぽり包み込み、常に相手のエネルギーにふれているわけですから。
そして、相手のエネルギー領域にある不純は、相手が自分で解決する問題だととらえ、できるだけ見て見ぬフリをすることです。
これは逆エンパスのエネルギーコントロールの大事な考え方です。
しかし、どうしても不純を弾きたいという衝動にかられるときは、相手そのものを弾くのではなく、相手の不純だけを弾くようなイメージをもちましょう。

相手のエネルギー領域を最低限しか傷つけず、不純だけを弾くイメージです。
不純を憎んで、相手を憎まずです。
また、逆エンパスが感じ取る不純は、逆エンパスの精神の成長度によって変化します。
何を不純と感じ、何を純粋と感じるかは、それぞれの逆エンパスによって違います。
忘れてはいけないことは、逆エンパスが不純と感じている何かしらは、相手の苦しみでもあり、同時に支えでもあるという発想です。
その不純は、今の相手にとっては必要なものかもしれないというように思いを巡らせることは、相手との関係の中でとても大事な逆エンパスコントロールにつながります。
逆エンパスは冷たい優しさでコントロールする

逆エンパスは、自分から溢れるエネルギーが、常にその場を満たしているようなイメージで、そのエネルギー領域の中で起こっていることを、敏感に感じ取っています。
そして、その領域に入っている他人をまるで自分のことのように感じています。

そして、エネルギー領域の中にいる他人の問題をあたかも自分事のように感じて、世話しなく介入していきます。

また、自分のエネルギー領域にいる誰かが責められると、まるで自分が責められたかのように落ちこみます。

自分のエネルギー領域の中にいる人間の動きを敏感に感じとり(手に取るようにわかると言いたくなるような感覚すらある)、その領域にいる人に起こった出来事を自分のことのように感じてしまう逆エンパス。
これをコントロールするのに大事なのが冷たい優しさです。
それはたとえ、自分のエネルギー領域の中で助けてあげられそうな何かが見えて見えて仕方がなくても、見て見ぬフリをしてあげるということ。

人間は、自分の問題を自分のエネルギーで解決していくことで、成長していくのです。
逆エンパスにしか見えていない相手の問題を、ときに見て見ぬフリしてあげることは、優しさであると考えましょう。
逆エンパスコントロールとは、見えて見えて仕方がない相手の問題を解決しようとすることではなく、まずは相手のエネルギー領域をしっかりと受け止め、自分のエネルギーと区別すること。
そして、その相手のエネルギーを少しでも元気にしてあげることで、相手が自分のエネルギーで自分の問題を解決できるよう支えてあげることです。

これが逆エンパスコントロール、冷たい優しさです。
逆エンパスがこわい人たちにからまれないためのイメージコントロール

逆エンパスは、目立ちます。
それは放出しているエネルギーの領域が広いからですね。
エネルギーがふれていないときは、お互い気にならない。

エネルギー同士がふれると、なんか気になる。

だけど、エネルギーがふれても、なんとなくしかわからないから、たとえば目立つという感覚で表明されるんですね。
また、その放出しているエネルギーは非常に純粋なエネルギーなので、強い不純エネルギーを抱える相手を煽ってしまうことがあります。
遠巻きからでも、強い不純が気になってしまう逆エンパス・・・。

エネルギー領域が触れた途端に反射的にからまれてしまう逆エンパス・・・。

強い不純を感じる存在が近づいてきたら、とりあえず、放出エネルギーを絞るようなイメージをもちましょう。
相手の不純から関心を外し、その強い不純を必死に見て見ぬフリをするようなイメージですね。

逆に相手の不純に関心を奪われすぎると、エネルギー領域の円が、横に広がり、自分からからまれに行ってしまうような感じになってしまうのでご注意ください。
逆エンパスの特徴をコントロールする方法まとめ

逆エンパスの特徴と、そのコントロールの方法について、図解で考えてきました。
- 自分のエネルギーを放出することと、相手のエネルギーを潰さずに、支え、引き出すことを両立させることが逆エンパスコントロール。
- 逆エンパスは不純を弾きたいが、相手のエネルギー領域を見極め、相手のエネルギー領域内の不純は、見て見ぬフリをするのが逆エンパスコントロール。
- 逆エンパスは、自分のエネルギー領域内の相手の問題に介入したくて仕方がないが、人間は自分のエネルギーで自分の問題を解決することで成長するということを理解し、相手の問題は見て見ぬフリをし、相手のエネルギーを引き出すほうに自分のエネルギーを使うのが、冷たい優しさであり、逆エンパスコントロール。
- 逆エンパスは、強い不純を抱えたこわい人に、からまれたくなかったら、相手の抱える強い不純に対する関心をなんとか外し、必死で見て見ぬフリをするのが逆エンパスコントロール。
こうやってまとめてみると、逆エンパスコントロールにとって大事なところは、相手のエネルギー領域内のことは、見て見ぬフリをすることだということがよくわかりますね。
見て見ぬフリと聞くと、非常に無責任で冷たい印象をもつかもしれませんが、それはつまり、相手のエネルギー領域のことは、相手に任せるということでもあります。
これって実は、自分と相手のエネルギーを同時に生かすために、とっても大事なことであり、とっても優しいことなんですよ。
だから、逆エンパスの皆さま、胸を張って、安心して、そして修行だと思って、見て見ぬフリをしてみてくださいね。
月の逆エンパス、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。