逆エンパスは嫌われやすい?
今回は、逆エンパス体質である私が、人に嫌われてしまう理由を書いてみます。
なんか、コミュニケーションが上手くいかないなぁ、という人。
なんか、相手を怒らせちゃうんだよなぁ、という人。
なんか、相手に避けられちゃうんだよなぁ、という人。
それは、あなたにしか見えない相手が見えていることに気が付かずにコミュニケーションをしてしまっているからかもしれません。
興味のある方は読んでみてください。
相手の無意識の動きを指摘してしまうから逆エンパスは嫌われる

いきなりですが、相手の無意識部分に常にエネルギーでふれてきている逆エンパスは、相手の無意識の動きに敏感で、よく見えている・・・かのように感じています。
普通の人たちは、お互いの意識の動きの範囲で当たり前のようにやりとりをしますが、逆エンパスは相手の無意識の動きが見えていますので、常にそれも視野に入れてやりとりをしています。

しかし、この見え方こそが、逆エンパスが嫌われるコミュニケーションをしてしまう原因とも言えるのです。
逆エンパスは、相手の意識的な動きと、無意識的な動きがズレているように見えたら、「そうじゃないよね?」って率直に言ってしまうことが多いのです。
「本当はこうだよね?」って無邪気に指摘してしまう。
相手を自分のエネルギーで包み込み、相手のことを自分のことのように感じている逆エンパスは、相手を自分の感じている通りに正したくなるのです。
逆エンパスのエネルギーイメージ

目の前に見える相手の不自然な動きは、逆エンパスにとってチクッと不快感として感じられてしまうから、ほっとけないんです。
だから相手にとっては余計なことを言って、嫌われてしまうのです。
人の無意識部分にあるものは?
多くの人間(逆エンパス自身も含む)は、多かれ少なかれ、自分の見たくないものを、意識から無意識に追いやって生きています。

自分が見たくないものは、自分という存在にとって受け入れがたいもの、こわいものです。
せっかく意識から無意識に追いやった、受け入れがたい、こわいものを誰かに確かめられたり、指摘されることは、とてもこわいことですよね。
つまり、無意識部分に、自分の見たくないものを抱えている人にとって、それが見えて、それを正そうとしてくる存在はそれだけで大きな脅威なのです。
こわいものには近づきたくない
当然、人間は大きな脅威から身を守ろうとします。
実際は、自分の見たくないものを遠ざけたいのですが、物理的には、見たくないものを指摘したり、刺激してくる逆エンパスのことを遠ざけたり、攻撃したりします。
相手の中で自分が見たくないもの=逆エンパスにすり替わってしまうんですね。
逆エンパスが嫌われたと感じるのは、大体こんなときでしょう。

QED!(証明完了)
嫌われたくない、嘘もつきたくない逆エンパス
逆エンパスにしてみれば、相手の不自然な動きに不快感を感じ、それを正すことで、なんとかホッとしたいのに、自分がホッとするための言動が、相手の脅威になってしまうんです。
結果、逆エンパスは嫌われてしまう。
これは、なかなかに苦しいですよね。
しかし、肝に銘じておいてください。
相手に見えていないものは、相手の心底見たくないものかもしれない。
この洞察的理解は、余計なものが見えてしまって嫌われやすい逆エンパスにとっては、とても大事な学びです。
見て見ぬフリがつらい逆エンパス
相手に嫌われたくないけど、自分を偽り、見て見ぬフリを繰り返していたら、自分が濁ってしまうかもしれない・・・。
私の発言で、いたずらに相手に脅威を与え、嫌われたくはない。
だけど自分を偽るのはしんどい…。
純粋性の高い逆エンパスは、自分を偽ったり、嘘をつくことが極端に苦手です。
嘘をつくぐらいなら、本当のことが言えないくらいなら、黙る。
そして人を避ける。
引っ込み逆エンパスにまっしぐらです。
相手に嫌われず、嘘をつかなくてもすむためには?

あなたが、引っ込み逆エンパスライフをわりと堪能できていたとしても、誰とも接しないで生きていくということは基本的には不可能ですよね?
相手の脅威になり、嫌われてしまいそうな機会、そして、嘘をつかなくてはならないかもしれない機会は必ずやってきます。
どんな逆エンパスでも、うっすらと自分のエネルギーの影響力の強さを実感しているものです。
そんな逆エンパスが、相手にとって脅威となる言葉と、安全な言葉の見極めが、上手くできなければ、相手に嫌われるのがこわくて、人と話すのが本当に嫌になってしまいますよね。
そんなあなたのために、相手にとって、この上なく安全な言葉の見極め方を教えます。
相手にとってこの上なく安全な言葉
相手にとってこの上なく安全な言葉、それは・・・。

逆エンパスが勝手に感じとった言葉、印象、感想などの中には、相手にとってこの上なく安全な言葉はありません。
これらには、逆エンパス側だけに見えている、相手の無意識の動きに関する情報がガッツリと混じっているからです。
相手にとってこの上なく安全な言葉とは、

今、相手の声になった言葉そのものです。
ですから、今、相手の声になった言葉を常に意識して使っていけば、逆エンパスであっても、相手にとってこの上なく安全な言葉のやりとりをすることができ、嫌われることなく生きていけるのです。
本気で相手の脅威になるような言葉を使いたくないと思っている逆エンパスは、是非試してみてください。
【逆エンパスの私が人に嫌われる理由】おわりに

逆エンパスの私が嫌われる理由は、相手の無意識の動きを見て見ぬフリできず、指摘したり、正そうとしてしまうことである、と書いてきました。
逆エンパスが見て見ぬフリが苦手なのは、相手を自分のことのように感じてしまう傾向も大きく関係していると思います。
しかし、相手の無意識には、相手の見たくないものが追いやられていることが多いのです。
そんなものを指摘したり、正そうとしたら、相手に嫌われてしまっても仕方がありません。
指摘したくなるような、正したくなるような、私にしか見えないものなんて、見えなければいいのに・・・。
そう思うこともあるかもしれません。
だけどね・・・。
相手の無意識の動きをしっかり追うことのできる逆エンパスなら、相手に全く負荷のかからないコミュニケーションをするようになることも可能なのです。
あなたのエネルギーを使って、しっかり相手の動きを見ながら、相手にとって負荷のかからないやりとりができるようになっていきましょう。
そうすれば、あなたは、どんなにエネルギーが小さく、どんなに怯えている人とも、自由にコミュニケーションができるようになる。
そのための入り口が、相手の声にした言葉を使って会話するということなのです。
きっとできるようになるよ。あなたは優しいんだから。
月の逆エンパス、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。