感受性が強い・繊細

HSPの特徴4つを紹介!HSPの4つの特徴ごとの診断項目も

日々生きづらさを感じながら暮らしている皆さん、「HSP」という言葉はご存知でしょうか?

「HSP」は、超敏感体質の人という英語のHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字をとった言葉で、近年爆発的に認知されてきている言葉でもあります。

今回はこのHSPの特徴の4つを書いていき、またその診断項目についてもふれていきたいと思います。

既にある情報では、この4つのHSPの特徴の違いがわかりにくいところもあったので、私の体験を踏まえながら、私なりの解釈で書いてみました。

自分を悩ませてきた特徴が言語化され、生きづらさの理由がはっきりし、受け入れることができると、少し気持ちに余裕ができますし、対応策も立てやすくなります。

興味のある人は読んでみてください。

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HSPって、いつ誰が考えたの?

HSPは1990年代のはじめ、敏感で繊細な人についての研究を始めたアメリカのエレイン・アーロン博士によって生み出された概念です。

アーロン博士は、人口の約20%の人はHSPだと言っていて、しかも人間だけではなく100種類以上の動物にもHSPの特徴をもった個体がいるとも言っています。

ペットとして身近な犬や猫なら、敏感で繊細な特徴をもった子もいることをわりと想像しやすいかもしれませんが、魚やハエにも敏感で繊細な特徴をもった個体がいるらしいということなので驚きですよね。

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HSPの特徴ってどんなもの?

アーロン博士は、HSPをこれから説明するDOES(ダズ)と呼ばれる4つの特徴が全て当てはまる人と、定義しています。

4つのHSPの特徴の中に、1つでも当てはまらないものがあれば、その人はHSPではなく性格的に内向的な人となるそうです。

わりと厳しい基準かもしれませんね。

これから、HSPの特徴であるDOES(ダズ)を1つずつ説明していきます。

HSPの特徴①情報を深く処理する

HSPの特徴の1つめ、DOESのD、Depth of processingです。

これは、情報を深く深く処理していくという特徴のことです。

この特徴が強い人は、いつも物事を深く考えすぎてしまい、どうしても軽くは考えられません。

常に物事の本質を求め、浅はかな思考を嫌います。

ゆえにいちいち思考が深く、重たい感じをもっていて、とても疲れやすいです。

物腰の軽い相手をどうしても苦手に感じてしまいます。

この感覚って、アーロン博士曰く、脳神経的、体質的なものなんだそうです。

イメージで言うなら深く深く、ズーンッ!と底に沈んでいくような力です。

チョンッ!と触っただけで・・・

刺激にチョンとふれられる図

ズーンッ!

HSPズーンっと深く沈む図

HSPの特徴②刺激に対する反応が大きい

HSPの特徴の2つめ、DOESのO、Over stimulationです。

これは刺激に対して異常に敏感であるという特徴のことです。

どんな刺激に異常に敏感かは個人差があるようです。

たとえば5感が異常に敏感な人は、光、音、匂いなどにとても敏感で、人によっては日常生活がままならないことすらあります。

多くの人には心地よい程度の香りが、吐き気を催すほどの強い刺激に感じられたり、多くの人には全く聞こえない、飲食店に設置されているネズミ除けの音がうるさく聞こえたり、Tシャツのタグがチクチクして、タグを切らないと着ていられなかったり

また、人によっては、5感の敏感さで説明できるものだけではなく、現代では解説が不可能な現象からも刺激を受けとっているとのことです。

磁気を感じる能力だったり、霊的な物を感じる能力だったりですかね。

そして、このような感覚器の異常な鋭さを表す特徴だけではなく・・・、

  • 人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
  • 些細なことに過剰なほど驚いてしまう
  • 感動しやすく情緒が豊か

など、感受性の強さからくる特徴も、ここに当てはまると解釈して良いでしょう。

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ちなみに、このHSPの特徴が特にしんどいものとされています。

発達障害の人と症状が似ることも多い部分ではないでしょうか。

イメージでいうならブルブルッ!と横に震えるような力です。

チョンッ!と触っただけで・・・

刺激にチョンとふれられる図

ブルブルッ!

HSP横に震える図

HSPの特徴③他人の感情に敏感で、共感しやすい

HSPの特徴の3つめ、DOESのE、Empathy and emotional responsivenessです。

共感力が高く、人に同調しやすい特徴のこと。

ミラーニューロンが活発に活動している人のことですね。

ミラーニューロン

ミラーニューロンとは、他の人の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように感じさせる神経細胞のこと。

他人の気持ちに振り回されやすく、他人の感情を自分のことのように感じてしまいます。

他人との境界線が薄いという表現もよくされていますね。

この特徴が強い人は、芸術など抽象的な物に対して心地よさを感じたり、強く反応するようです。

このエンパシー体質がHSPの特徴の1つになっているから、HSPの人もエンパスの人も人口割合が同じだと解釈されているのでしょうね。

イメージで言うなら1秒前の自分とパッ!っと解離する力。

チョンッ!と触っただけで・・・

刺激にチョンとふれられる図

パッ!

HSP解離図
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HSPの特徴④些細な刺激を察知する

HSPの特徴の4つめ、DOESのS、Sensitivity to subtletiesです。

多くの人が感知できず、見逃してしまうような小さな刺激を敏感に拾ってしまうという特徴のことです。

この特徴の強い人は、少ない情報で物事を理解することもできます。

ちょっと聞いたり見ただけで「あっ、そういうことね」と、異常に察しが良い人のことです。

その他にも、他人の微細な動きが感じ取れるため、表情や仕草から敏感に不自然さを感じ取り、嘘がわかる、人の無意識的動きが見えるという感覚を持つことがあります。

イメージ言うなら、グルグルと刺激を吸い込んでいく力。

HSP刺激を吸い込む図

HSP診断項目

他の人が紹介しているHSPの診断項目を参考にしながら、私なりにDOES4つの特徴に区分して項目を分けてみました。

繰り返しますが、アーロン博士曰く、DOESの特徴がすべて揃わないとHSPではないということです。

ただ、人により、10点2点4点6点みたいにバラつくことはあると思います。

また、このロジックでいうと、極端に言えば、10点、10点、10点、点でも、HSPではないことになり、逆に全部1点でもHSPになると解釈できますので、あくまで参考程度にするのが良さそうですね。

D領域「深く処理する」の項目

一度にたくさんの用事を頼まれるのが嫌

たくさんのことが自分の周りで起こっていると、神経が高ぶり、不快になる

自分の中でたくさんのことが同時に進行すると気分が悪くなる。

忙しい日々が続くと、自室など、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

たまに神経が擦り切れたように感じ、とにかく一人になりたくなる。

たくさんのことを短い期間にしなければならない時、混乱してしまう

生活の変化に混乱してしまうところがある

自分は他の人よりも深い世界に住んでいると思う

脳がいつもフル稼働していて疲れやすい

浅はかであることに嫌悪感がある

O領域「刺激に対する反応が大きい」の項目

感覚的な強い刺激を受けるといつも圧倒されてしまう

とても痛みに敏感

カフェインを摂取すると敏感に反応がでる

明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどのけたたましい音などに圧倒されやすい

人よりも騒音に悩まされやすい

すぐにびっくりする(心臓バクバク)

空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い症状が出る

デリケートな香りや味、音楽などが好き

普段の生活では、動揺するような状況を避けることを、最優先としている

まとまりなく雑然とした状況が苦手

E領域「他人の感情に敏感で、共感しやすい」の項目

他人の気分に左右される

古い物、中古品が苦手

暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

美術や音楽に深く心動かされる

相手の気持ちが入り込んでくると感じることがある

豊かな想像力を持ち、空想が得意

他人との境界線の薄さを感じるときがある

地に足がついていないと良く言われる

他人の悲しみや不幸に心が痛む

動物、植物の気持ちがわかる気がする

S領域「些細な刺激を察知する」の設問

自分をとりまく環境の微妙な変化によく気がつく

少ない情報で物事を理解できるほうだ

きめ細かに細心の注意を払って適切な動きができる

ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている

人の不自然な言動に敏感で、嘘が大体わかる

受け取る刺激の鋭さだけではなく、多さを感じている

察しが良いと言われるほう

表情や雰囲気で人の気持ちが理解できる

目に見えないものを目に見えているものの洞察から特定できる

人のエネルギーの動きに敏感

HSPの4つの特徴と診断項目、おわりに

いかがだったでしょうか。

巷にあるHSPの特徴に関する情報をそれこそ私なりに深く情報処理して書いてみました。

この記事を作成するにあたって、あらためて私個人としては、広範囲の微細な刺激を拾いまくって、しかもそれを深く深く情報処理しているんだなぁという自分の身体の特徴を確認できて、「そりゃあ、疲れやすいわけだ・・・。」と納得しています。

そこに感受性や共感力までくっついてくるんだから、もう大変ですよね。

自分の身体のはたらき、特徴が言語化でき、腑に落ちる形でイメージできるとホッとします。

そして、それができると自分に合った、オリジナルな対策を立てていくことも可能になります。

あなたがあなた自身の身体の特徴を深く、豊かに、そして優しく理解し、瑞々しい人生をおくることができますように、と願っています。

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