感受性の強い人、HSP、エンパス体質、逆エンパス体質、その他いろいろなパーソナルな特徴によって、これまでの人生において、平均的な恋愛が苦手で縁がなかったという自覚を持っている人はいるのではないでしょうか。
今回の記事は、逆エンパス体質であり、恋愛がとても苦手な人生を送ってきた私からの恋愛諸問題に対する現時点での考察です。
記事は2つに分かれていて、前半は恋愛の純粋な目的について、後半は逆エンパス的恋愛諸問題の検討です。
今回は、感情探偵さんに、恋愛がとても苦手な人のために、逆エンパス的恋愛観の先生になってもらうという形でお届けします。
・敏感で、純粋な感覚をお持ちの人。
・一般的な恋愛論では、自分の恋愛苦手感をどうしても納得できなかった人。
・そんな私の超感覚的な話に興味がある人。
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逆エンパス的恋愛観
恋愛に不利な体質だから、恋愛をあきらめる?
エンパス体質、逆エンパス体質、感受性が強い、生育関係によるもの、コンプレックス、過去のトラウマ、その他いろいろな理由によって…、
とにかく恋愛がとても苦手な人は恋愛するための条件が一般的な人よりも不利なのは事実だとする。
他人が統計的、合理的に編み出した、対象をうまく釣り上げるためのスキルを身につけて、とりあえずの結果を求める?
それとも悟り方面に奔走し、孤独を、苦しみをありのままに受けいれようとする?
建設性など忘れて、とにかく、ただただ、グチグチとクヨクヨする?
どれも間違いじゃない。だけど、どれもキミにはしっくりこないはずだ。
孤独への癒し?
社会的なステータス?
丁度良い快楽?
無償の愛情?
恋愛なんて、一時的な病気みたいなものだ。それは冷める、いや覚めるものだ。
だからいらない?必要ない?恋愛なんか苦手でもいい・・・本当にそうかい?
恋愛がしたいっていうのはどういうこと?
あの人と一緒にいたい・・・。
あの人をものにしたい・・・。
強烈な渇望…、
相手を壊してしまうんじゃないかと思えるほどの渇望…。
セックスは手段にすぎない。
なんのための手段?
逆エンパス的恋愛観、荒れ狂う魂の求める先は
エンパス、逆エンパス、感受性の強さ、エネルギーの不調和、原因はいろいろあるだろうが、とにかく恋愛がとても苦手な人のエネルギーは荒れ狂う。
異常な興奮、嫉妬、渇望、依存欲求、支配欲求、様々な感情が入り乱れる。
キミの脳が焼かれるような激しさを感じるよ。もはや、恋愛は身体に悪いんじゃないかとさえ思えるね。
だから、恋愛がとても苦手な人が、恋愛を制御するためのシンプルで一番良い方法は、恋愛をしないことだ。
それで済むなら、それに越したことはない。
誰も傷つかないし、キミもマトモな人間のままでいられるだろう。
さて、どうする、どうやって制御する?
恋愛がとても苦手な人の高ぶる感情を制御するのに必要なこと、それは自分の欲しいものをはっきりさせることだ。
今から結論を言うね。
恋愛における相手との関りの目的を相手とのエネルギーの交換、そして融合に絞るんだ。それができそうなコミュニケーションを相手に望み、それらが得られるための行動を実行するんだ。
おそらくキミは、下心、身体目当て、そういうものに極端な嫌悪感があって、異性へのアプローチに躊躇するんだろう?
だけど、結局自分はそうに違いないと認めながらも、どこか引っ掛かりを感じているはずだ。
恋愛がとても苦手なキミの純粋なる欲求、それは、相手の身体を使って自分の快楽を満たすことではない。
相手のエネルギーとの融合を望むということだ。
そのイマジネーションをもって行動できれば、今よりは自由に、キミの純粋な欲求を満たすための行動がとれる。
何を満たしたいかわからないままに、強烈に欲求が高まっていくから行き場のわからないエネルギーが荒れ狂ってしまうんだ。
相手と仲良くなるための技術を努力して学ぶのは、その目的がしっかりイメージできてからで充分なんだ。
多分それが、恋愛がとても苦手なキミが本当に恋愛対象に求めていることだよ。
そこに気づくことができれば、キミは今より純粋に恋愛に向き合うことができる。
そこから先は、キミの個性と工夫で欲しいものを手に入れていけばいい。
そのための情報はすでに世の中にあふれているんだから。
逆エンパス的恋愛観、終わりに
「恋愛がとても苦手な人へ」と書いた今回の記事は、逆エンパス体質から見る恋愛の動機についての記事でした。
何かを積極的な努力で手に入れようとする場合、しっかりとした行動の動機は必要であると思うのです。
私はこれまで恋愛の動機を体験的に検討してきましたが、スピリチュアルなものに答えを求める他に、納得できる根拠には出会えませんでした。
どうせ自分は性的なものを満たしたいという衝動に支配されているだけなんだろうとか、精神分析的に言って、母との関係が…とかエディプスコンプレックスが…とか、そういうわかりかたで納得しようとしてきましたが、どこか引っ掛かりがあった。
少なくとも、それらは私が建設的、積極的な行動に移り変わっていけるようなわかり方ではなかったのです。
肉体的、性的欲求を超えた渇望、エネルギーの交流への欲求。それを自覚できないところでは、私にとって恋愛は心的不一致を生むものでしかなかったのです。
この記事が、現在、恋愛そのものに迷いや心的不一致を感じ、恋愛がとても苦手な人に、何か一筋の光を示せればいいなと思っています。
おまけとして、逆エンパス的恋愛諸問題の解決案も書いてみましたので、興味のある方は続けてご覧ください。
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
月の逆エンパス、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。