エンパス

エンパスは仕事が続かない理由、向いている仕事は?

「仕事が続かない・・・。」と、嘆いているエンパス体質の人は結構多いのではないでしょうか。

エンパスとは、非常に共感力の強い体質を持った人のことです。

今回は、「エンパスは仕事が続かない理由、向いている仕事は?」ということで、エンパスと仕事について書いていきたいと思います。

是非読んでみてください。

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エンパスは仕事が続かない理由

エンパスは仕事が続かない理由

エンパスは、その強い共感力から、他人の感情やエネルギーを鋭く感知してしまうので、他人よりも何倍もストレスを抱えやすいです。

また、環境の影響をもろに受けてしまいますので、たとえ好きな仕事をしていても、環境次第でガタガタッと体調を崩し、長く続けられないこともあります。

実はエンパスが当たり前だと思っている自分の感覚は他の人とは大きく違うのです。

これからエンパスは仕事が続かない理由をいくつか詳しく説明します。

エンパスは仕事場の雰囲気で体調を崩してしまう

不景気のあおりを受け、仕事場の雰囲気がピリピリしていると、エンパスはその影響をもろにうけ、調子を崩します。

仕事場にいる様々な人の感情エネルギーの影響を受けてしまいますので、そばに怒られている人がいれば、エンパスも怒られているような感覚になってしまいますし、追い詰められている人がいれば、エンパスも追い詰められたような感覚になってしまいます。

自分とは関係ない人の感情をもらってしまって体調を崩し、仕事が手につかなくなってしまいます。

すぐに感情的になる上司との相性は最悪でしょう。

エンパスは1人の時間が取れないと厳しい

エンパスは仕事が続かない理由_独りの時間が取れないと厳しい

現在では働き方の意識を変えようという声が多く聞こえてきていますが、まだまだどんな業種でも、長時間の残業は当たり前、有休消化なんてとてもできないという仕事場は存在します。

エンパスは、仕事中に色々な人のエネルギーの影響を受けてしまいますので、一人の時間が取れないと、どんどん調子が悪くなってしまいます。

就業時間が長くなれば、当然、1日のなかで1人の時間はなかなかとれません。

また、仕事場の社交的な会合にも付き合わなくてはならないとなるとかなり厳しいです。

エンパスは、他の人よりもしっかりと自分のメンテナンスが必要なのです。

エンパス自身はなかなか共感してもらえない

エンパスは意識していなくても、どんどん他人に共感して、他人を癒していきますが、エンパス自身は、そのユニークな体質をなかなか他人に共感してもらえません。

調子を崩しやすいこと、疲れやすいこと、苦手なものがたくさんあること、それらを他人に理解してもらうことはとても大変なことでしょう。

エンパスが仕事を続けるための条件は?

エンパスは仕事が続かない理由_条件は?

エンパスが疲れにくく、仕事を長く続けていくための条件をいくつかあげてみます。

エンパスが仕事を続けるには、長時間労働をさける

労働時間が長ければ1人になる時間が充分にとれず、自分のメンテナンスができません。

エネルギーの調整ができず、心身共に不調になっていってしまうでしょう。

エンパスが仕事を続けるには、緊張感の高い仕事はさける

エンパスは仕事が続かない理由_緊張感の高い仕事はさける

エンパスは、基本的に神経が緊張している状態になりがちです。

一般の人でも緊張が強いような仕事を選んでしまうと、眠れなくなったり、自律神経失調状態になってしまうリスクが高いです。

エンパスが仕事を続けるには、生活リズムが乱れるような仕事はさける

エンパスは自律神経系が乱れがちですので、生活リズムが不安定になる仕事をしていると、大きく体調を崩しがちです。

夜勤メインであったり、夜のお仕事だったり、睡眠のリズムが乱れてしまうような仕事はさけたほうが良いでしょう。

エンパスが仕事を続けるには体育会系の仕事はさける

エンパスは、競争意識が強く、精神論が渦巻く体育会系の仕事はさけましょう。

努力、根性、勇気、という言葉を掲げて人間に無理を強いるような仕事場は向きません。

一般の人でも丈夫な人しかもたないような仕事場を選ぶようなことがないようにしましょう。

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エンパスに向いている仕事は?

エンパスは仕事が続かない理由_エンパスに向いている仕事は

エンパスに向いている仕事を考えるとき、2種類の考え方ができると思います。

エンパスの共感力を活かさない仕事

1つは、エンパス自身が強い共感力に苦しまなくてすむために、他人に共感する場面の少ない仕事を選ぶという方法。

たとえば、会社勤めではなく、フリーランスで得意の活動をしたり、自分で、ある程度関わる人間を絞り込める働き方をするということですね。

これは、あまり選べるパターンは多くはありませんが、働く環境を自分でコントロールすることができるため、うまくいけば長続きできます。

しかし、フリーランスで働くということは、言われたことをやっていれば良いというわけではなく、自分で稼ぐ工夫をしていかなければならないので、頑張った結果、全く稼げなったということもあり得ますので注意が必要です。

エンパスの共感力を直接活かさない仕事の例

  • フリーライター
  • フリーエンジニア
  • イラストレーター
  • webデザイナー
  • ブロガー
  • 芸術家
  • 音楽家
  • ハンドメイドクリエイター

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エンパスの共感力を活かした仕事は?

エンパスは仕事が続かない理由_共感力を活かした仕事は

カウンセラーや占い師など、人の心やエネルギーに関わる仕事なら、エンパスの共感力を直接活かせるかもしれません。

セラピストなど人を癒す仕事も相性バッチリでしょう。

看護師なども患者さんの気持ちに添うことが得意なエンパスには向いていると言えるかもしれません。

ただし、ときに人の生死に関わる仕事であること、人の痛みや苦しみに関わる仕事であることを考えたときに、自分ができるかどうかはしっかり考えた方が良いです。

自他のバウンダリー(境界線を引く)ができていなければ、結局は他人の感情に振り回され苦しい思いをしてしまいます。

共感力を活かした仕事をやるのであれば、しっかりと自分の特性を理解し、対処できるようになる必要があるでしょう。

意外とねらい目なのは福祉の仕事です。

介護福祉は条件がかなり厳しいところが多いですが、障害者福祉であればエンパスの共感力を活かしながら、なんとか自分の体調をコントロールしてやっていける条件の職場も多いかもしれません。(ただし、入所施設はやめておいたほうが良いです。)

福祉は、ビジネスと違って、誰かに勝つために頑張る必要がないというところも良いですね。

専門の資格を取るのがちょっと難しいというネックはありますが、自分を試す場としてはもってこいかもしれません。

また、会社の受付やコールセンターなど、やりとりの型が完全に決まっているものとも相性が良いです。

エンパスは、なにかをトレースすることがとても得意なので、決められた型通りに対応してくことが基本的には得意です。

さらにエンパス特有の人としての関わりやすさ、温かみがにじみ出ていますので、マニュアル通りの対応なのになぜか心地良いという不思議な状況が生まれます。

エンパスの共感力を直接活かした仕事の例

  • 心理カウンセラー
  • アロマセラピスト
  • 看護師
  • 福祉職員
  • 会社の受付
  • コールセンター

 エンパスは仕事が続かない理由、向いている仕事、おわりに

エンパスは仕事が続かない理由_おわりに

「エンパスは仕事が続かない理由、向いている仕事は?」

ということで書いてきました。

エンパスは他の人に比べて共感力が強く、エネルギーに敏感です。

他人からもらってしまったエネルギーに振り回されることも多く、苦しい思いをすることもあります。

したがって、エンパスは、自分のその特徴を理解した上での仕事選びが重要になってきます。

1つの職場で長く働いていくためにも、しっかりと自分の特徴を理解しましょう。

また、なかなか食べていくのは大変ですが、個人事業主となって自由に経済活動に参加するという手もあります。

自分はマイノリティであることをしっかりと自覚し、柔軟に考えて、心地良く働いていけるように工夫していきましょう。

冥王、黒田明彦でした。

私のエネルギー、もらってね。

私の愛、もらってね。