逆エンパス

逆エンパス体質は遺伝するの?エネルギー体質の遺伝について

こんにちは。逆エンパスについての記事を沢山書いている黒田明彦です。

ここのところ、逆エンパスの人と交流している中で、「逆エンパスは遺伝するんでしょうか?」という質問を受けることが続きましたので、それに関して簡単に現段階での私の理解を書いてみようと思います。

興味のある方は読んでみてください。

逆エンパス体質は遺伝するか?の前に

逆エンパス体質は遺伝するか_その前に

遺伝は、生物学の分野の話になってくると思うのですが、まず前提として私が個人で逆エンパス遺伝に関しての統計をとったわけではないので、ここにある情報は科学的なものではなくて、あくまで感覚的・経験的なものであると理解してください。

逆エンパス体質が遺伝する可能性は充分にある

逆エンパス体質は遺伝するか_遺伝する可能性はある

逆エンパス体質は、HSPなどと一緒で、あくまで体質であるとするならば、遺伝することは充分に考えられます。

体格、身体能力、持病などと一緒ですね。

親のエネルギーの圧迫に気が付く逆エンパスは多い

自覚は様々ですが、基本的に逆エンパスはエネルギーの流れに敏感です。

ですから逆エンパスという言葉にたどりついているような人は、そうでない人よりも、家族間のエネルギーの流れを敏感に感じ取っていて、「私は親からエネルギーの圧迫を受けていた」などと自覚できる人が多いような気がします。

親からの圧迫感図

また、エネルギーを感じ取る感覚は磨けば磨くほど鋭くなっていきます。

だから、大人になって、自分の逆エンパス感覚を言語化できるようになって初めて、あぁ、親も逆エンパスだったんだな、遺伝してたんだな、と気が付く人もいるでしょう。

逆エンパスの親エネルギー図

すでに逆エンパスを自覚できている人の、その辺りの感覚はおそらく相当正確だろうと思います。

親が逆エンパスで苦しかったというケースは結構多い

何人かの逆エンパス自覚者と話をしていると、親が逆エンパスで苦しかったというケースに結構遭遇します。

子と自他の区別なく、干渉的・介入的、エネルギッシュでパワフル。

そんな親ですね。

逆エンパスのエネルギーを自分で抑えようせず、ぶつけてくる親だと、子供の方は親のエネルギーに抑えつけられて苦しくなりますね。

純粋なエネルギーというのは基本混ざりあわないので、親がエネルギーをぶつけるように出しているときは、子はそれに勝てなければ、塗りつぶされるか、自分のエネルギーを引っ込めるかしかない。

子供はなんとかして親のエネルギーに勝ち、はねのけなければ、自分のエネルギーが抑えられ、自分のエネルギー感覚に鈍くなってしまうわけです。

親のエネルギーを押し返す図

親のエネルギーにぶつかって遺伝されている本来のエネルギーが出せない

逆エンパス、エンパスなどのエネルギーの流れの型は体質である、と仮定できますので、それらは遺伝することが考えられます。

ただ、逆エンパス度の強い親の元で育ち、親のエネルギーにぶつかって、抑えつけられ、エネルギーを自由に放出できないことに慣れてしまうと、子は自分のエネルギー体質を誤解してしまうこともあります。

エネルギーに敏感でありながら、親のエネルギーに圧倒されながら育つと、自分の本来のエネルギーの型がわからなくなってしまうんですね。

たとえば、逆エンパス体質が遺伝していて、親子共に逆エンパス体質であるのに、親の逆エンパス度が10で、子の逆エンパス度が5ぐらいだと、親と比べて自分のエネルギーが小さいので、子は自分は逆エンパスではないのだと思い込んでしまうことがあるのです。

逆エンパスエネルギーの相対図

自己否定が強すぎて生きづらい

逆エンパスの隔世遺伝

逆エンパス体質は遺伝するか_隔世遺伝

実は「逆エンパスは遺伝するのでしょうか?」と質問されるまで、私は逆エンパスの遺伝性というものを考えたこともありませんでした。

私はあるときから家族を繋がりとして考えることがほとんどなくなったので、親兄弟と自分を遺伝という言葉で関連付ける発想がなかったのですね。

ここで、あらためて黒田家のケースを体質の遺伝という点を意識して簡単に振り返ってみたいと思います。

黒田の両親は逆エンパスだったか?

黒田の両親は二人とも、とても繊細で、独特の感性をもっています。

HSPという括りなら、二人とも充分該当しそうですが、逆エンパスかというと、そうではないような気がします。

私は、母子分離をしてからは、この二人のどちらにもエネルギーの質的なシンパシーを感じてはいません。

まず、二人とも自分の精神世界にあまり開かれていない

母の世界は賑やかそうなときもありますが、充分な言語化がなされないので混沌としています。

父は繊細ではあるのですが、非常に小さな精神世界を生きてきたような印象です。

あらためて私は、昔から家族の中ではエネルギー的に突出した存在だったように思います。

両親から様々な体質を受け継いでいるところはあるものの、もし、遺伝の線で考えるなら、私の逆エンパス体質は、少なくとも実の両親からの遺伝ではなく、何世代か前の隔世遺伝なのかもしれないな、と思っています。

遺伝

逆エンパス遺伝図

隔世遺伝

逆エンパス隔世遺伝図

逆エンパス体質は遺伝するのか?おわりに

逆エンパス体質は遺伝するか_おわりに

逆エンパスは体質であるため、遺伝する可能性は充分にあるということを書いてきました。

しかし、他の様々な体質と同様に必ず遺伝するとは限らないし、隔世遺伝の可能性もあるということも書いてきましたね。

というわけで、もしあなたの親が逆エンパスで、あなた自身も逆エンパスを自覚していたとしても、あなたの子供が逆エンパスになるかどうかはわからないということです。

どちらにしてもあなたの大事な人のエネルギーの自由を守りたければ、逆エンパスは自分のエネルギーを抑え、干渉衝動・介入衝動をある程度コントロールしなくてはなりません。

人間は本来の自分のエネルギーで生きてこそ元気になれるのです。

たまには塗りつぶしてしまうこともあるかもしれない。

だけど、自分のエネルギーと相手のエネルギーの両方を生かしたいという葛藤を逆エンパスの人にはいつも抱えていて欲しいな、と思うのです。

たとえあなたの親がやってくれなかったことでも、逆エンパスという言葉にたどり着き、このブログにまでたどり着いた優しいあなたにはそうあってほしい。

できる、きっとできるよ。

月の逆エンパス、黒田明彦でした。

私のエネルギー、もらってね。

私の愛もらってね。