逆エンパス

感受性が強く(HSP、HSS型HSP、エンパス、逆エンパス)疲れやすい人のための幸せな深呼吸

日本初めての逆エンパス本

やぁ、冥王だ。

今回は呼吸について書いてみる。

昨日、なんとなく瞑想についていろいろ調べていたら、呼吸についてとても興味が湧いたのだ。

瞑想の中で最も基本的なものは、呼吸に意識を向けるものだ。

というわけで、試しにやってみたわけだ。

あぐらをかき、姿勢を正し、目をつぶる。

そして、自分の呼吸に意識を集中する。

ただ、座っているだけだと、どんどん雑念が湧いてくるが、集中する何かがあると、少し静かになってやりやすい。

私は呼吸に集中してみた。

・・・

ん・・・?

普段呼吸ってどうやってるっけ?

・・・

スー、ハー、

・・・あれ?

もしかして、呼吸って結構気持ちよくない?

そこで、私はあらためて呼吸に関心をもったのだ。

それでは始める。

さぁ、今日も言葉と一緒に遊ぼうぜ。

呼吸法・海の底にいるような感覚を生んでいたのは・・・

感受性が強い人のための呼吸法_海の底にいるような

私はときどき、いろいろと気を使いすぎたり、頑張りすぎて疲れてくると、自分が海の底にいるような感覚になるときがある。

周りがぼやけて、揺れているように見えて、頭も体もズーンッと重くなる。

そうなっちゃうときって、脳みそを使いすぎて、キャパオーバーしたときなんだろうなと考えていた。

きっと私がいろんな情報を手当たり次第拾って深く処理してしまう、難儀な脳みそを持っているからだ、などと勝手に納得していた。

私は疲れやすい体質なのだと理解していた。

「海の底にいるような感覚か・・・。」

呼吸に興味を持ったら、なんだかその感覚がやけに気になったんだ。

もしかして・・・。

あれって、呼吸を止めて活動しすぎて、単純に酸欠になっていたんじゃない?

過集中というか、多大な情報処理に追われて、呼吸ができていなかったんじゃない?

なんか、そう思えたら、私は、もっと呼吸に意識を向けながら生活をしたら、もっと疲れにくくなったり、元気に生きているのではないか?とちょっとワクワクしたんだ。

私は呼吸を止めて生きていた

感受性が強い人のための呼吸法_呼吸が止まっていた

これまで私は、呼吸を意識して生活していなかった。

呼吸ができなければ人間は生きていけないのに、食事よりも、睡眠よりも大事なものなのに、これまで呼吸を意識して暮らしてこなかったのだ。

思えば不思議なことだ。

呼吸の仕方は、ストレスや、身体の反応に大きな影響をもっている。

単純に息を吸うと、身体は緊張し、息を吐くと、身体はリラックスする。

ストレスがかかってくると、どうも身体はどんどん息を吸おう吸おうとしてしまうらしい。

そうやって身体は緊張で硬くなり、疲れやすくもなる。

私は、何かに集中している時、相当、呼吸がおろそかになっていたんだろうなと思うのだ。

というか、ほとんど呼吸が止まっているような状態で活動していたこともあるかもしれない。

そんな状態で、良いパフォーマンスが保てるわけがない。

疲れやすいのには理由があった。

呼吸を意識した生活ができたら、また人生変わるかもしれない。

そう思えたらワクワクしてきたんだ。

呼吸中心の生活

感受性が強い人のための呼吸法_呼吸中心の生活

「あなたの趣味はなんですか?」

「呼吸です」

「はい?」

呼吸は生きるための身体の動き。

呼吸に意識を向けることができているときは、身体の動きにも敏感になれる。

思考優位から、身体優位になる。

呼吸に心地よさを感じたら、生きることそのものが心地よくなる。

呼吸に幸せを感じることができたら、生きることそのものが幸せになる。

呼吸を趣味にできたら、生きることそのものが趣味になる。

呼吸を趣味にすると何が良いって、いつでもできるということ。

仕事をしながらでも、youtubeを見ながらでも、お風呂に入りながらでも、文章を書いているときでも呼吸に意識を向けることはできる。

あ、今私、息止まってた?

そんなふうに自分の呼吸に意識を向けられることが増えていく。

そして、呼吸に意識を向け、すぐにリラックスすることができる。

疲れにくくなっていく。

海の底にいかなくてすむ、すぐに息継ぎができる身体になっていく。

呼吸に意識を向けると、呼吸への感性が磨かれていく

感受性が強い人のための呼吸法_呼吸への感性を磨こう

呼吸している自分がどんどんはっきりすることは、自分の身体の動きがはっきりしていくこと。

自分の身体の動きがはっきりしてくると、他人の身体の動きもはっきりしていく。

また直観力が伸びる。

また洞察力が映える。

見えるイメージが増える。

深呼吸が下手なうちは、息を吸ってばかりの浅い呼吸のほうが楽に感じるから厄介だ。

だけど、深呼吸が上手になれば、また見える世界が変わる。

幸せな深呼吸の仕方

感受性が強い人のための呼吸法_幸せな深呼吸の仕方

最初はできるだけ難しいことを考えないほうがいいだろう。

ただ呼吸の可能性を信じ、意識を向け、やってみること。

休憩時間など、リラックスできる時間にやってもいいが、基本的には、何かをやりながらでも深呼吸は意識することができるのがステキだ。

いつも深呼吸を意識していれば、ちょっとやそっとのことでは、海の底に沈むことはない。

大事なのは、吐く息の方を意識すること。

5秒で吸ったら、10秒で吐く。

この呼吸のリズムを常に意識すること。

慣れていないと、すぐに息苦しくなる。

普段の呼吸の仕方がわからなくなって慌てる。

だけど、吐く息に意識を向けて、息苦しいながらも深い呼吸をしていると、頭がスッキリしてくる。

身体が軽くなってくる。

息苦しいのに、体調が良くなってくる。

しかし、ふと気づいたら、また深い呼吸が止まっている。

吸う息優先の浅い呼吸になっている。

すぐに吐く息を意識しよう。

短く吸う。

長く吐く。

鼻から吸って、口から出す。

息苦しいが、この意識で深い呼吸をする。

息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこむ。

胸だけで呼吸をしない腹式呼吸というやつだ。

最初は、自分の呼吸の感覚に鈍いので、お腹がちゃんと動いているか、ちゃんと口から息が吐けているか、実感がわかない。

慣れないうちは、口の近くに手をもっていけば、息がちゃんとでているのがわかる。

お腹に手を当てれば、お腹が動いていることがわかる。

確認できると安心する。

慣れてくれば、自分の身体の呼吸の様子が手に取るようにわかってくる。

とにかく慣れるまでは、思い出すたびに、吐く息に意識を向ける。

息苦しさと引き換えに得られる、身体の感覚を味わう。

いついかなるときも深い呼吸を意識する。

それぐらいの気持ちで臨むのが丁度良い。

そうじゃないと、呼吸のことなんて、またすぐに忘れちゃうんだから。

いつも意識して、ハッと気が付く度に吐く息に集中するようにしていると、だんだん、吐く息中心の深い呼吸の仕方に息苦しさを感じなくなってくる。

どう吐けば息苦しくないか、少しずつわかってくる。

練習すると、深い呼吸が上手くなっていく。

生きるために必要なことが上手になるなんて、それだけで幸せなことだ。

おわりに

感受性が強い人のための呼吸法_おわりに

いつものように、幸せについて考えていたんだ。

人は成功しなくては幸せになれないのだろうか。

勝負に勝って、マウントを取って、皆に承認されなければ幸せになれないのだろうかって。

それって、あんまりにも大変じゃない?

そこで思ったわけだ。

呼吸って案外気持ち良いぜ。

呼吸って生きている身体の動きを実感できるぜ。

呼吸って結構幸せだぜ。

呼吸を趣味にできたら、生きていることを趣味にできるぜ。

「なんのために生きているか?」の答えが、呼吸をするためになったら、人間最強だと思うんだよ。

で、本来呼吸って、それぐらい人間にとって心地よくて、幸せなものなんだよ。

どこで何やっても呼吸は出来る。

幸せ深呼吸人間は、どこで何やっても、死ぬまで幸せだ。

ああ、素敵だ。

スーッ

ハーーーーーーーーーーッ

冥王黒田明彦でした。

私のエネルギー、もらってね。