やぁ、冥王だ。
今日は、エンパスは嘘がわかるのは本当か?ということで考察していく。
エンパスも逆エンパスも共感力が高く、直観力に優れているという似たような特徴をもっているので、今回の記事は、この2つをエンパスと、一括りにして書いていくぞ。
エンパスは嘘がわかるのは本当か?
エンパスにはそんなエスパーみたいな不思議な力があるのか?
是非読んでみてくれ。
さあ、今日も、言葉と一緒に遊ぼうぜ。
エンパスは嘘を見抜くのが得意なのか?

例えば、有名なメンタリストは、1対1のババ抜きで、相手の言動を見聞きしているだけで、最後まで相手の手札からババをひかないということができてしまう。
見た感じあれはガチだ。
メンタリストすごい。
まじですごい。
あんなことができるのは、心理学の知識や統計に基づいて、人はこういう表情をしているときに嘘をついているとか、右から何番目に当たりカードを配置しやすいとか、そういうのをしっかりと知識としておさえているからだ。
だから、一生懸命勉強すれば、あれは誰にもできる。
科学の売りは再現性の高さなんだから。
エンパスは勉強しなくても同じことができるのか?

エンパスが人の嘘を見抜けるのだとしたら、メンタリストのようなことが、心理学を一生懸命勉強しなくてもできるのだろうか?
まず、逆エンパスの私ベースで考えると、私は別にババ抜きが強くない。
ババ抜きを楽しいと感じたことはほとんどないから、多分負けた方が多いのではないかな。
私とメンタリストで違う所は、ババ抜きのさい、私は運だけで勝負している、ということだ。
だって、人の顔見て当たり外れ察知するのってなんかズルくない?
だから、私はカードはいつも、適当に勘だけで選ぶ。
何の駆け引きもしていない。
まぁでも、よく考えたら、普通のババ抜きでは多くの人がそうなのかもね。
エンパスは、人の顔からとれる情報量が多すぎる

そもそも私は、よっぽど安心した関係の相手でない限りは、相手の顔を見て話すのが苦手である。
相手の顔からとれる情報が多すぎるからだ。
さほど仲良くない人とのやりとりで、そんなにたくさんの情報をもらいたくないんだよ。
だから、基本的に人の顔を見ないで話すことの方が多い。
まぁ、そんな感覚を持っているから、人に顔を見られるということは、私も相手に同程度の情報がとられているという感覚が当たり前にあるんだよな。
だから、マスクとかで顔の半分を隠しているときは落ち着く。
しかし、実際はそんなことないんだけどね。
みんなそんなに、私みたいに顔から情報取れないみたいだからね。
エンパスはエスパーのように相手の嘘を見抜けるのか?

私は、エンパスのエスパー説には、わりと否定的である。
だけど、私自身が「エスパーですか?」と言われたことが何回かある。
そう言われて悪い気はしなかった。
身体の動きや、エネルギーの感触、言葉のすがたから、相手の心を感じ取るのは、私にとっては当たり前の感覚。
少ない情報でいろんなことを察するのも、とても得意だ。
だけど、やっていることは、ただの直観からの洞察にすぎない。
そんなもんエスパー能力でもなんでもない。
相手の頭の中が見えるわけがない。(見える人もいるのかもしれないけどね)
というか、そもそも相手の考えなど、よんでもほとんど意味がないんだ。
相手の考えをよんでも意味がない

それは、相手は必ずしも、自分の考えの通りに行動しているわけじゃないからだ。
私を含め、多くの人が、考えている自分自身と、身体の動き、そして、エネルギーの動きがズレている。
そう言う意味では、普段、誰もが嘘をつきまくっているのだ。
「あなたの身体の動き、エネルギーの流れと、あなたの考えは一致していないじゃないか!」
これが、エンパスが他人の嘘が分かるという感覚である。
ちなみに、これはエンパス側にも普通に起こっている現象だ。
エンパスは嘘をつかないというわけではない。
自分のことは自分で見えないというだけだ。
世界が嘘だらけに見える

エンパスも含め、みんな自分が本当のことを言えていないことに鈍いだけなのだ。
みんなそろって、考えと、身体と、エネルギーの動きが不一致だ。
「世界は嘘だらけ。」
そんなふうに感じてしまうセンスを持ち合わせてしまったら、世の中は生きづらいと思わないか?
エンパスにはそんな嘘が見えて見えて仕方がないんだ。
だから、たまに、考えと、身体と、エネルギーの動きのズレが少ない純粋な人に出会えると、風が吹き抜けるような心地よさを感じることができる。
「そうだよね。」
あなたの身体から聞こえてくるもの、あなたのエネルギーから伝わってくるもの、そしてあなたの発言が一致して聞こえてくる。
そんな時は心地よい。
そういうことって、少ないんだよなぁ。
嘘は前提だから優先順位をつける

基本的にみな(私も含めて)考えと、行動と、エネルギーの動きがズレている。
それは当たり前のことだ。
だから私は、他人と交流するときに優先順位をつけている。
1位 身体の動き
2位 エネルギーの感触
3位 相手の考え
相手の身体の動きを何よりも信頼し、それを基準に相手の次の動きを予想する。
その次に、相手のエネルギーの感触で自分への影響力を想定する。
そして、最後に相手の考えを確認する。
これら3つはバラバラで当たり前なのである。
これを分けて考えないから混乱するんだ。
これらが全部一致していないと嘘になるというのなら、世界にはほとんど嘘しかなくなる。
「エンパスは嘘が見抜ける!」
それって、別にドヤッとした顔で言うことじゃないんだ。
そもそも世界には、本当のものの方が圧倒的に少ないんだから。
エンパスは嘘がわかるのは本当か?おわりに

相手の身体の動き、エネルギーの動き、そして考えがぴったりと一致していることはほとんどない。
そう言う意味では、多くの人が日々嘘をつきまくっている。
エンパスはその嘘に敏感で、嘘の世界を生きているという感覚が強いだろう。
だが、エンパスにその嘘がわかったところで、ババ抜きのときに、相手の持っているカードのどこにババがあるかがわかるわけではない。
もし本気で、相手の持っているカードのババの位置を知りたければ、心理学を一生懸命、勉強してメンタリストになったほうが良いということだな。
世界の嘘が見えて仕方がないエンパスには、世界を変える視点がある。
そして、もともと、同化体質のエンパスは、その嘘の世界に同化する能力もある。
この世界でどう生きるかはエンパス次第だ。
私から言えることは、ひとつ。
どうぞ、エンパスよ、楽に生きてくれ。
それだけだ。
冥王、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。