感受性が強い気質を持って生まれてしまった、エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSPなどの人たち。
その人たちは、あらゆる刺激やエネルギーに対して敏感に反応してしまうため、しんどさ、生きづらさを感じながら生きていることでしょう。
今回は、「感受性が強い人(エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSP)のしんどさを半分にする方法」ということで書いていきます。
全部とはいきませんが、感受性が強い人が対人関係で感じるしんどさの半分を解消できる考え方ですので、是非読んでみてください。
感受性が強い人たちは、とにかく刺激やエネルギーに敏感

エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSPなどの感受性が強い人たちは、生まれつきの気質により、様々な刺激に敏感です。
感受性が強い人たちの中には、想像を絶するぐらい敏感な感覚器を持っている人もいます。
ですから、普通の人が驚かなくてすむものにとても驚いたり、普通の人が気づきもしないことが気になって仕方がなかったりします。
また、感受性が強い人たちは、共感力も強く、自他の境界線が薄いです。
他人の感情を自分の事のように感じてしまったり、他人からのエネルギーから受ける影響力が大きく、他人事を他人事にすることができません。
それらは、気持ちの問題でどうにかできるものではなく、しっかり体感として感じる現実なのです。
気にしすぎとか、心配しすぎとかで片づけられるものではなく、単純に実際の体感として、とてもしんどさがあります。
なかなかこのしんどさは、体験してみないとわかりにくいかもしれません。
嫌な気持ちになったり、嫌なエネルギーをもらったときの解消法は?

感受性が強い人(エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSP)は、そうでない人よりも、嫌な気持ちになりやすかったり、嫌なエネルギーをもらいやすいです。
ですから、他の人よりも、多く嫌な気持ちや嫌なエネルギーを解消する必要があります。
嫌な気持ちになったとき、嫌なエネルギーをもらったとき、その一番の解消法は、それを抱え込んだりせずに、その場で出してしまうことです。
嫌な気持ちや嫌なエネルギーは、生まれた瞬間に発してしまうのが一番、その後の影響が少なくてすみます。
生まれた瞬間、吸い込むように隠してしまい、なかったことにしようとしてしまうと、結局は嫌な気持ちや、嫌なエネルギーを長く引きずってしまい、しんどい結果になってしまうのです。
この辺りの経験は、感受性が強い人(エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSP)には、多いに心当たりがあるのではないでしょうか。
感受性が強い人は他人の分までしんどい

感受性が強いは、基本的に自分の感受性の強さが宇宙の中心です。
ですから、相手の気持ちを察するとき、相手の気持ちを思いやるとき、無意識に自分自身の感受性の強さを基準にしてしまいます。
つまり、周りにいる人も、自分と同じような感受性の強さをもっていると、当たり前のように、思い込んでしまっているのです。
感受性が強い人は、他人の怒りや悲しみ、攻撃的なエネルギーの圧倒的な影響力を常日頃から、身を持って感じています。
ですから、感受性が強い人は、自分のせいで他人にそんな思いをさせるわけにはいかないという心情をもっており、自分の感情やエネルギーを相手に向かって放出、発散することを遠慮してしまうのです。
感受性が強いゆえに、人一倍、嫌な気持ちが生まれたり、嫌なエネルギーをもらってしまいやすいのに、それを発散、浄化することに人一倍、躊躇してしまう。
これはしんどいですよね。
感受性が強い人のしんどさを半分にする考え方とは?

どうすれば、感受性が強い人のしんどさを半分にすることができるのでしょうか。
それに必要なのは、自分以外のほとんどの人間は、自分ほど感受性が強い世界に生きているわけではないと知ることです。
感受性が強い人が、どんなに感情を出し、どんなにエネルギーを放出したとしても、周りにいる人は、別に痛くも痒くもないと考えてください。
むしろ、「あなたの考えがわかって、ホッとしたわ」とか、「正直に言ってくれて嬉しい」というような、意外なリアクションが返ってくるかもしれません。
自由に自分の嫌な感情や、嫌なエネルギーをできるだけ生まれたてホヤホヤの状態で放出できるようになるように、自分と同じように、他人の感情やエネルギーに敏感な人は本当に少ないと信じること。
これが、感受性が強い人のしんどさを半分にする考え方です。
でも、自分以外にも、感受性が強い人は、大体20%いるのでは?

「相手が感受性が強い人の場合もあるんじゃないの?」
確かにHSPもエンパスも日本には5人に1人の割合でいると言われています。
ただ、感受性が強い人に、嫌な感情や、嫌なエネルギーを与えていることに気がつかない人の多くは、少なくともその部分に関しては、感受性が強い人ではありません。
つまり、感受性が強い人が、嫌な感情や、エネルギーを表出するべき相手の多くは、同じように感受性が強い人ではない可能性が高いのです。
あなたの痛みがわかる人は、あなたが痛むようなことは言わないし、あなたの痛みが分からない人は、あなたが感情やエネルギーを放出したところで痛みません。
というわけで、誰かから、嫌な感情や嫌なエネルギーをもらった場合は、多くの場合は反射放出してしまっても大丈夫なわけです。
生まれたての嫌な感情、もらいたての嫌なエネルギーを抱え込まずに、どんどん放出していきましょう。
感受性が強い人のしんどさを半分にする考え方、おわりに

「感受性が強い人(エンパス、逆エンパス、HSP、HSS型HSP)のしんどさを半分にする考え方」ということで書いてきました。
今回のポイントは、とにかく自分のような、感受性が強い、鋭い感覚の世界に、多くの人は生きていないと言うことに気がつくことです。
それに気がつけば、自分が言われて嫌なことも、自分の為になんとか言えるようになります。
そもそも、感受性が強い人は、言われて嫌なことが多すぎるのです。
だから、相手を同じように嫌な気持ちにさせないようにと、言えないことが増え、ためこんでいってしまう。
それではとてもしんどいことです。
生まれた嫌な気持ちや、もらった嫌なエネルギーを新鮮なうちに放出できるように、自分以外の人間の丈夫さに早く気がつきましょう。
感受性が強い人には、自分が言われたら嫌なことを言っていく修行が必要だと言うことですね。
彼らの心は、本当に本当に丈夫なのです。
それを信じて、感情、エネルギーを出してみてください。
きっと良いことがありますよ。
冥王、黒田明彦でした。
私のエネルギー、もらってね。