逆エンパス

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法

やぁ、冥王だ。

逆エンパスはエネルギー放出体質だが、私は、そのエネルギーの強さや、多さよりも、エネルギーの硬さが、生きづらさや、他人との摩擦を生んでいるのではないかと思うのだ。

というわけで、今回は、逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法を考えてみた。

しかし、今回の方法は、どれも、理解すればできるようになるものではない。

それぞれ、修練を積むことでしっかり身につけることができなければ意味はない。

というわけで、自分でイメージを掴んだら、独自にそれぞれ研鑽を積んでくれ。

それでは始める。

今日も、言葉と一緒に遊ぼうぜ!

愛し、愛される人間になりたい

エネルギーを柔らかくするのがなぜ重要か?

逆エンパス_エネルギーを柔らかくするのはなぜか

逆エンパスは、自分の意思に関わらず、常にエネルギーを放出している。

そして、その放出しているエネルギーが自分の意図とは関わらず周囲に影響を与える。

知らず知らずのうちに人に好かれていたり、逆に嫌われていたりが、なんとなくの世界で起きてしまうのは、逆エンパスが放出しているエネルギーの影響であると考えると腑に落ちるところがあるわけだ。

生きづらさは、エネルギーの濃さ、硬さできまる

逆エンパス_生きづらさはエネルギーの濃さで決まる

ところで、私には、逆エンパスの生きづらさは、そのエネルギーの多さ、強さによって決まるというよりも、そのエネルギーの濃さ、硬さによって決まるような感覚がある。

それは、良く言えば、純粋な感性。

悪く言えば、頑固な感性だ。

曲がったものが大嫌いだったり、ズルいことが大嫌いだったりとか、そんな感じだな。

きっと君にも心当たりがあるだろう。

まぁ、しかし、結局その辺りの感覚は、突き詰めていくと、自分の許容できないものを徹底的に嫌ってしまうということにすぎないんだ。

その嫌い方の激しさが、そのままエネルギーの硬さとして感じられるわけだ。

逆エンパスがエネルギーを柔らかくするには

逆エンパス_エネルギーをやわらかくするには

逆エンパスがエネルギーを柔らかくして、生きやすくするということは、自分として許容できるものをとにかく増やしていこうということだ。

逆エンパスはとにかく他人を自分にしたがるような衝動を持っている。

その衝動を否定しだすと大変だ。

その衝動を否定することは、自分自身の逆エンパス性を否定しようとすることだ。

その方向では、なかなか生きづらさは解消しないように思う。

その衝動を否定しなくても、自分として許容できるものを無限に増やしていければ、他人のエネルギーとぶつからなくなる。

私は、そっちの方に進んでいくことをお勧めする。

どんな自分も許せれば、どんな他人といても、エネルギーはぶつからないということになるわけだ。

自分が無限なら、どんな他人も、そのまま自分と同じと感じて落ち着いていられるわけだから。

一筋縄ではいかない

これからいくつかあげる、逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法は、無限に自分の許容できるものを増やしてくための、先人が紡いできた知恵の紹介に過ぎない。

それらの知恵は、頭で理解しただけでは、一筋縄ではいかないものばかりだ。

偉い人の本を読んでみればわかるが、古代ギリシャの時代から、人間の精神の良い状態、悪い状態の理解や、幸福、善悪に対する考え方はあまり変わらない。

人間の精神ってのは、そうそう進化できないのだということがよくわかって、少し安心するな。

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法①中庸

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_中庸

まずひとつめに紹介する、エネルギーを柔らかくする知恵は中庸だ。

あまり難しく考えなくていい。

中庸とは、極端な思考に走るなという教えだ。

何事も真ん中が良いぞ。

真ん中が優れているぞということだ。

逆エンパスのような強い感性の持ち主は、白黒思考になりやすい。

私は、偏った考え方に出会うと、なんかホッとするし、白黒つかない思考に出会うと、なんかズルい感じがして、片付かない感じがして、ヤキモキする。

「偏ってこそなんぼだろ。」

「偏ってなきゃつまらんだろ。」

私には、極端に言えば、そんな感覚すらある。

しかし、そこをグッとこらえて、真ん中を保とうとしようぜ、というのが中庸の知恵だ。

白になると、黒が許せないし、黒になると、白が許せないだろ?

白黒思考というのは、エネルギーを硬くしてしまうんだ。

過剰じゃなく、不足なく、丁度良く。

それが理想だ。

ちなみに、「OKそれじゃ、これから全てを曖昧にしていくぜ!」って決めて行動しだしたら、それも中庸への偏りになって、中庸じゃなくなっちゃうからね。

ダイスを振ってみる

逆エンパス_中庸_ダイス

難しいよね。

私も、中庸が超苦手だけど、どうしたら中庸になれるかなと考えたんだ。

そして、思いついた。

たまに、自分のやることを自分の意思ではなく、ダイスで決めてみようと。

自分の意思で全部決めて生活したら、もう中庸は無理なんだよ。

どうやっても、どうやっても偏ってしまうんだ。

だから、人生の一部の決断をただ運だけで決めてしまえば、少しは真ん中に寄せられるんじゃないかと思ったんだ。

小手先の技とはいえ、名案じゃないか?

逆エンパスがエネルギーを柔らかくする方法②我を薄くする

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_我を薄くする

私は「逆エンパスは、基本的に皆、我が強いのではないだろうか?」という仮説をもっている。

エネルギーをわりと自由に出せる逆エンパスはもちろんのこと、エネルギーを上手く出せずに抱え込んでいる逆エンパスも、隠している我は強いと睨んでいる。

そして、この我の強さこそが、エネルギーの硬さにつながっているような気がしているんだ。

どうすれば我を薄くすることができるか?

難しいけど、ともかく、自分の我の強さに打ちのめされる経験は必要だと思うんだ。

人間、心底懲りなければ、なかなか変われない。

本気で変わりたいというところまで追い詰められなきゃ、なかなか変われないんだよ。

そして、もう本当に追い詰められた時、もう変わるしかなくなった時、やっと自分そのものが変わってしまうような哲学を身につけることができるんだ。

他力を尊ぶ

逆エンパス_他力を尊ぶ

ここで紹介する、我を薄くするための1つの哲学は、他力本願だ。

他力本願って、他人の力を頼りましょう、っていう話じゃないよ。

自分の中に、はたらいている、自分以外の力を認めましょうっていう哲学。

私、私、私、ってなってるけど、実は、私の力で、できていることなんて、なに1つとしてないでしょ?っていうのを自覚していく哲学。

自力の否定。

他力の自覚。

宇宙のはたらきを自分の中に認めていくこと。

我を薄くするっていうのは、こういうスケールで精神が変化していかないと、できることじゃないと思うんだよ。

自己否定感が強すぎて、生きづらい

逆エンパスがエネルギーを柔らかくする方法③執着の自覚

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_執着の自覚

執着。

ものごとに固執するわけだから、エネルギーはまぁ、硬くなるよね。

執着って、人間の中にある、避けようのない、大変なはたらきなんだ。

執着を捨てましょうなんていうけど、そんな簡単なことじゃない。

偉いお坊さんが、何年も何年も修行しても執着は捨てられるものじゃないんだ。

ちょっとした工夫や、思い込みの力でなんとかできるもんじゃない。

多分ね、私たちは、執着を抱えながら生きるしかないんだよ。

だから、自分の執着を否定せず、どれだけ自覚していけるかどうかが大事になる。

執着は捨てられない。

だけど、自覚できている執着は、自覚できていない執着よりは柔らかい。

だから、せめて、自分の執着を自覚し、少しでもエネルギーを柔らかくしよう。

「ああ、私、○○に執着してんな・・・。」

どれだけ、自分の執着を見つけられるかな。

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法④未来を捨てる

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_未来をすてる

不安もエネルギーを硬くすると思うんだよね。

で、不安はどこからやってくるか。

不安はね、間違いなく未来からやってくる。

だから、不安をなくすためには、未来を捨てる必要がある。

できるかな?

未来のために生きるのではなく、ただ今のために生きることが。

難しい、相当難しいよね。

私もまだまだできない。

貯金を使い果たすなんてことができるかい?

逆エンパス_貯金を使い果たすとか

たとえば、今さえよければいいって、貯金を全部使い果たして豪遊して、スッカラカンになる。

そんなことが君にはできるかい?

私にはできない。

私は、どうしても未来のために貯金してしまう。

そして、今を未来のために生きてしまう。

貯金がスッカラカンになっても、死ぬわけじゃない。

そうなったら、そうなったで、全力全開でまた生きていけば良い。

お金なんて、また稼げばいいんだから。

これが、その時々の今を最高にしようとする発想。

未来のために今があるのではない。

ただ、今しかない。

そんな生き方ができたら、不安になっている暇はないよね。

未来のために生きない。

そんな柔らかなエネルギーに溢れた生き方、できるだろうかねぇ。

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法⑤愛してみる

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_愛してみる

最後の方法は、愛してみる、ということだ。

よくわからんが、愛は、なんかエネルギーを柔らかくしてくれそうだろ?

エネルギーの硬い逆エンパスは、

「そもそも愛がなんだかわからないから、愛することができない。」

そう考えていないかい?

そういう人は、とにかく愛していると誰かに言ってみるといいよ。

私は今、毎朝3000字、自分に向けて愛しているという言葉を書いている。

難しいことを考えず、感覚的に愛の言葉を繰り返し繰り返し、自分に向けて書いているだけ。

私は愛がなんだかは分かっていない。

だけど、ただ、愛している、愛している、と唱えているうちに、愛に対しての感性が深まってきている感覚はある。

本当の愛を知るには、愛していると言ってみるのが一番の近道なようだよ。

とにかく、あまり難しく考えずにやってみることがコツだ。

誰にも見せる必要のない文字なんだから、自由に、バカみたいに、繰り返し、自分に愛の言葉を向けてみな。

何度も、何度も、手を変え、品を変え、愛しているという言葉を自分に向けてみな。

やっていくうちにわかってくることがあるから。

そんで多分、エネルギー柔らかくなるから。

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法 おわりに

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする_おわりに

逆エンパスのエネルギーを柔らかくする方法。

それは、やり方を教えてもらい、頭で理解しただけでどうにかなるものじゃない。

本当に自分に必要になって、どうにかして変わらなきゃと思えて、そして、行動と共に、身体に刻んで、やって身に着いていくものなんだ。

これを読んでも、多くの人はやってみることすらできないだろう。

それでいい。

君のエネルギーは、君の必要に応じる。

君は今、ただ君に必要なことをしていけばいいんだ。

私もまた、自分のために研究を続けていくよ。

またね。

冥王、黒田明彦でした。

私のエネルギー、もらってね。

私の愛、もらってね。