エンパス

HSPとエンパスの違い、新しいエンパスの理解も

逆エンパス視点の新しいエンパス理解が詰まった本

こんにちは。

逆エンパスについての記事をたくさん書いている黒田明彦です。

私はこれまでエンパスと逆エンパスの特徴の違いについてはいろいろと考えてきました。

先日、あらためてHSPの特徴について調べていたら、HSPとエンパスの違いが分かりにくいと感じましたので、私なりにHSPとエンパスの違いを考えてみました。

また、今回私は、エンパスに関する新しい理解を紹介してみようと思います。

興味のある方は読んでみてください。

HSPとエンパスの違いは?まずは共通点

HSPとエンパスの違い_まずは共通点

HSPとエンパスの違いを考えるために、まずはHSPとエンパスの特徴をあげ、その共通点を上げてみようと思います。

HSPの特徴

HSPはハイリーセンシティブパーソン(Highly sensitive person)の頭文字をとった言葉です。

簡単に言えばとても繊細で敏感な人ですが、

  1. 深い情報処理能力がある
  2. 刺激に対する過敏さ
  3. 強い共感力(ミラーニューロンが活発)
  4. 些細な刺激を感じ取る能力がある

という4つの特徴を全て備えている人と、定義づけられています。

エンパスの特徴

エンパスの特徴は6つの型に分けて説明されることが多いですが、大体以下の3つの特徴に分類できます。

  1. 直観力に優れている
  2. 対象と一体化してしまい自分を忘れる
  3. 見えない存在とのコミュニケーションができる

HSPとエンパスの特徴の共通点

HSPは、深い情報処理能力と、些細な刺激を感じ取る能力により、直観力に優れています。

これに関してはエンパスも同じでしょう。

また、エンパスには見えない存在とコミュニケーションできる能力があると言われていますが、科学では説明できない見えないものを感知する能力は一部のHSPの人にもあると言われています。

ただ、エンパスもHSPの人も、その見えない存在と直接コミュニケーションできる人は、ほんの一握りなのではないでしょうか。

一般的に言われているHSPとエンパスの違い

HSPとエンパスの違い_一般的

一般的には、HSPとエンパスの違いは、スピリチュアリティがあるかどうかの違いとされていることが多いようです。

基本的にはHSPとエンパスの違いはないが、エンパスの方がより目に見えないものに敏感で、テレパシー的な直感力で相手の身体の感覚や、感情を理解していたり、霊的なものと交信している、という説明が多いですね。

霊能者や占い師と相性が良さそうな能力ですね。

結局エンパスとは何か?新しいエンパスの理解

HSPとエンパスの違い_新しいエンパスの理解

おそらく世の中には、テレパシー的な能力を持つ人がほんの一握りですが、存在するのでしょう。

しかし、残念ながら私は、テレパシー的な力を持つエンパスの人とはお会いしたことがありません。

ただ、この人は敏感で繊細なだけではない、と違和感を感じる人にはお会いしたことが何度かあります。

ここからは、一般的な理解から離れて、かなり私の独自的なエンパス理解となりますのでご了承ください。

私がエンパスだと思う人の特徴

私が「あ、この人エンパスだな」と思う人、それは・・・。

いわゆる、他人との境界線が極端に薄いどころか、全くないようなですね。

相手の感情的な態度や雰囲気に敏感に反応してしまうがゆえに苦しみやすい、という感受性の強弱の問題という次元ではなく、相手の感情や雰囲気に、マルっと飲まれて、瞬間的に自分がいなくなってしまうような人です。

私はこれまでそういう特徴を持った人のことを、感受性の強い敏感な人と分けて、エンパスと呼んできました。

そして、最近になって気づいたのですが、私が言うところのエンパスの人の反応って、いわゆる「解離現象」に近いんだな、という感触があります。

それは、瞬間的に自分を忘れて別人になってしまうかのような感覚。

そのような状態に、生まれつきなりやすい体質の人のことを指して、エンパスだと私は言いたいのです。

エンパスは別人になる能力をもっている

HSPとエンパスの違い_別人になる能力

エンパスの人が、この体質を理解し、「解離現象」とも言える状態になりやすい体質をある程度コントロールできるようになったら、もしかしたら「自分以外の誰にでもなれる能力」を手に入れることができるのかもしれません。

エンパス変身前の図
エンパス変身後の図

動物的感覚に敏感なエンパスであれば、動物にもなれるし、霊的な感覚に敏感なエンパスであれば、霊にもなれるということですね。

ただ、完全な解離状態になってしまうと、自分以外の何かになったときのことを全く覚えていませんから、「半解離」状態を維持するみたいな微妙な感覚の訓練が必要になるのかもしれません。

どこまでコントロールできるものなのかはわかりませんが、解離現象のコントロールは、エンパス体質に生まれた人が、人生をかけて習得していかなくてはならないものなのでしょうね。

解離現象を巧みにコントロールできる熟練エンパスによる共感は、他の人が自分から離れることができないままで行っている一般的な共感とは、次元の違う超共感になると言えるのではないでしょうか。

HSPとエンパスの一番の違いは?まとめ

HSPとエンパスの違い_まとめ

HSPとエンパスの違いをそれぞれの特徴を比べることで考えてきました。

一般的にはHSPとエンパスの違いはスピリチュアルな領域に触れているかどうかの違いと考えられていますが、私は独自的に、解離的な現象を起こしやすい体質をもっているかどうかの違いだと現在のところは考えています。

一般的なエンパス理解とは違い、なんかちょっと夢のない話になってしまったかもしれませんが、いろいろと辻褄があうと思いませんか?

エンパスも逆エンパスも、より現実的なとらえかたができていくことで、適切な対処やコントロールの方法がどんどん生み出されていくことを願っています。

月の逆エンパス、黒田明彦でした。

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