HSP

HSPは生きづらい!おすすめの仕事(適職)youtubeの解説動画を4つ紹介!

HSPは生きづらい!

繊細で敏感な気質を抱えながら生きているHSP。

何が生きづらいって当たり前のように非HSPの人と同じ条件で生活していかなきゃいけないことですよね。はぁ、大変。

今回はHSPの生きづらさの1つ、仕事について考えていきたいと思います。

youtubeで詳しく解説してくれている動画も併せて紹介していきます!

1.HSPの特徴は?

HSP_特徴

HSPはハイリーセンシティブパーソン(Highly sensitive person)の略でとても敏感で繊細な人という言葉の略です。それは病気ではなく、あくまで生まれつきの気質です。

HSPの具体的な特徴は?

HSPの概念を提唱した、アメリカの心理学者、アーロン博士は、HSPとは、DOESという、4つの特徴を全て併せ持つ人の事だと言っています。

HSPの4つの特徴

D:深い処理をする脳のはたらき

O:感受性の豊かさ、刺激に対する敏感さ

E:共感力の高さ、他人との境界線の薄さ

S:察する能力の高さ、微細な刺激を感じ取れるセンス

これら4つの特徴をうまれつき併せ持った気質の人のことをHSPと言います。

2.HSPは生きづらい?

HSPは生きづらい

HSPの人は、全人口の20%、つまり5人に1人の割合で存在すると言われています。

これを多いと感じるでしょうか、少ないと感じるでしょうか。

人間の社会は基本的に多数派に合わせて作られています。

ですから、少数派の特徴を持っていれば持っているほど社会では生きづらくなってしまいます

HSPの4つの特徴は、それぞれ、80%の人が通常もって生まれてきた感性よりも鋭いものと言えます。

その感覚は、平均から考えれば過剰とも言えるでしょう。

ただ、平均から離れるということは、普通の人では考えつかないようなものを生み出せる可能性がるとも言えます。

人と違う性質をどう活かすかが、生きづらさを乗り越えるポイントかもしれませんね。

3.HSPの生きづらさの例

HSPの生きづらさの例

HSPの生きづらさのあれこれをいくつか紹介してみます。

HSPは疲れやすい

HSPの人は人間関係や、環境による影響力が大きく、とにかく疲れやすいです。

日々、普通の人はスルーできてしまうような、些細な刺激を深々と感受しながら生きています。

HSPの人の中には、異常に5感が鋭い人もいますし、あらゆる物事が鋭く飛び込んでくるように感じられ、それに対処しているだけでどんどん疲れていってしまいます。

HSPは理解されにくい

たとえば、世の中は基本的に右利きの人に合わせて作られているので、左利きの人が生きにくいというのは、目に見えてわかりますよね。

HSPは少数派の気質なのですが、その気質による生きづらさがパッと見では、わかりにくいのです。

「なんで、そんなにつらそうなの?」「なんで、そんなことぐらいで、この世の終わりみたいなリアクションしてんの?」

このように、HSPの大きなリアクションが理解されないことは多いのではないでしょうか。

HSPの気質の影響は、他の人の目に見えないことであるので、説明するのはとても大変です。

HSPは自己否定感が強い

HSPの人は共感力が高く、察する能力も高いので、対人関係において、相手を責めるような発想になかなかなりません。

相手を責めることができないので、人間関係で起きた摩擦は、自分を責めることでおさめようとする傾向が強くなります

ネガティブ思考が育ちやすく、自信が持てず、おどおどしてしまって、より周りからひんしゅくを買ってしまうこともしばしば。

自己否定のスパイラルに陥りやすい傾向があります。

4.HSPは仕事で生きづらい?

HSPは仕事で生きづらい

少数派で、疲れやすく、理解されにくく、自信も持ちにくいHSPは、仕事では活躍しにくく、生きづらいのでしょうか。

実際に仕事が続かずに悩みを抱えているHSPの人はとても多いようです。

HSPが仕事で活躍しにくい理由はどんなものがあるでしょうか?

HSPは仕事でミスが多い?

HSPの人は疲れやすく、人間関係や職場の環境など様々な環境から影響を受けすぎるので、本来の自分の実力を出すことが難しく、ミスが多くなってしまったり、裁ける仕事の量が少なくなってしまったりします。

そしてまた、それによって強く自己嫌悪に陥り、正しい判断ができなくなり、よりミスをしやすい状況になっていってしまうのです。

体調管理が難しい

HSPの人は人一倍疲れやすく、体調管理には相当気を付けなくてはなりません。

情報を絞って、刺激を減らすためにも、一人の時間をつくることはとても大切なことで、仕事が終わったら、付き合いでの交流などせずに、次の日のためにしっかりと身体と心を休める必要があります。

しかし、何かと他人を気遣ってしまう繊細なHSPの人ですから、自分の体調管理よりも、周りの都合を優先してしまうことがあります

そうなってくると、自分の役割を十分こなしていけるようなコンディションを整えるのはとても難しくなります。

仕事が続かない、辞めたくなる

周りの人よりも繊細で、敏感すぎること、それによって生まれるミス、徹底した体調管理が上手くいかない、そして強まる自己嫌悪。

HSPの人は、自分はこの場にふさわしくないと、どんどんネガティブに考えていってしまうことが多いです。

そうなってしまったら、この場にいては迷惑だ、仕事を辞めたいと考えてしまっても不思議ではないですよね。

5.HSPに適職はあるのか?解説youtube動画を紹介!

HSP_仕事_適職_youtube_解説動画

そんなHSPの人に適職はあるのでしょうか。HSPの仕事、適職について、youtubeで解説されている動画を4つ紹介、検討してみます!

【適職】HSPが仕事を選ぶコツ/疲れず働けるポイントとは

ココヨワチャンネルさんの動画

HSPについての動画を優しい声でいろいろ丁寧に解説している、HSPアドバイザーのRyotaさんのチャンネルの動画です。

  • HSPが仕事で悩みやすい理由は、HSPは気疲れをしてしまう
  • 相手の機嫌をそこねないようにどうしようと、どんどん疲れてしまう

HSPの疲れやすい原因をわかりやすく教えてくれています。

また、Ryotaさんは、HSPが仕事で悩みやすい理由に学校教育からの流れが影響しているというところまで掘り下げているところが興味深いです。

  • 大企業では人間関係や責任でつぶれてしまう
  • HSPは、能力がないんじゃなくて幅が広がりすぎてパンクしてしまう
  • 内向的な部分が悪い方にでてしまう
  • 大企業じゃなくて、ストレスの少ない仕事を選ぶべき
  • 中小企業は人間関係、その他のストレスがコンパクトになる
  • 1人の作業時間を持つことの大事

HSPは、一人の仕事のほうが集中できるとのことです。

そして、HSPは集中力があるため、一人になると1.25倍くらいの作業スピードが出せるというのが朗報ですね。

たとえば、一人での外出ができる作業や、倉庫内作業、ピッキングなどがHSPの人には合っています。また、デザイン系、パソコンに向き合っての作業も相性がいいとのことでした。

そして、Ryotaさんが、最後に伝えてくれたのは、HSPは自分の仕事を持とうということです。

自分の仕事(副業などで)で少しでも収入を得て、本業のランクを落としていくことで、全体のストレスを下げようということです。興味深いですね。

短い動画なので、是非一度見て、Ryotaさんの優しい声に癒されてください。

コメント欄も活発で、相談もできるようですので、是非覗いてみてくださいね!

HSPの特性、対処法、合う職業まで一気にお伝えするよ!

ほっしーのメンタルハックちゃんねるさんの動画

新卒で入ったIT会社で、半年でうつ病になり退職してフリーランスになったyoutuber。メンタルハッカーほっしーさんの動画です。

HSPの特徴が職場のどういう場面でマイナスにはたらいてしまうのかを丁寧に解説してくれます。

また、ほっしーさん自身がHSPの気質と、どんなふうに向き合ってきたかを話してくださっているので、参考になります。

動画の最後のほうで、自分の特性を理解した上で、仕事を選ぶことの大事さを説明してくれます。

クリエイティブな仕事、自分一人で打ち込む仕事というがやはり相性が良いとのことです。

しかし接客業、サービス業的なものはダメージを受けやすく、疲れやすさが出てしまうのであまり向いていないかもしれないとのことでした。

ほっしーさんは、うつ病の経験をもとに、メンタルについての様々な情報を発信していますので、是非、チャンネルをのぞいてみてくださいね!

【HSP②】敏感・繊細な人に向く仕事、向かない仕事。豊かな才能を生かしていく。

宇宙と私と愉快な毎日さんの動画

毎日が楽しく、元気になるような、様々な情報を発信・共有してくれている、宇宙系youtuberのRISAさんの動画です。

HSPにおすすめの仕事をバーッとリストアップしてくれています。

HSPの人におすすめの仕事の特徴としては、人を癒す仕事、助ける、寄り添う、自然や動物一人でできる、芸術に向いている

また、人と関わりが少ないものがよい、と分析されていますね。

そして、その後は向かない仕事もリストアップしてくれています。

そこから分析するに、競争、体育会系、たくさんの人と関わるのが多い仕事、スピードを求められる仕事は向かないとのこと。

HSPの人は、マイペースで落ち着いて自分のペースで仕事ができる。

やはりフリーランサーが良いかもとのことでした。

RISAさんは、旦那さんがとても繊細で頭の切れる人らしく、そこからいろいろな刺激をうけているようですね。

また、子供さんもかなり敏感体質なようで、やはりHSPは遺伝する可能性が高そうです。

RISAさんのチャンネルは、毎日が元気に楽しくなるような情報を発信してくれているので、是非覗いてみてくださいね!

【HSPにあう仕事と生き方】私の仕事経験談と繊細気質や共感力を活かした働き方について

ミニマリストmono-lifeさんのチャンネルの動画

暮らし方=生き方と感じながら、生活系動画を発信してくれている、ミニマリスト志向のアラフォー女性、mono-lifeさんの動画です。

mono-lifeさんは、動画の中で、自分の仕事経験をふまえて、HSP気質を考えた時に、あっていると思った仕事、合わなかったと思う仕事、HSPの働き方と生き方について話してくれています。

HSPは、人と接する仕事は疲れやすいから向いていないという考え方もありますが、先入観だけで毛嫌いしてしまうのは、もったいないかもしれないと、経験から話してくれています。

ただ、自身の営業、販売経験から、人に物を買わせる最終段階のクロージングがとても苦手だったと言っています。分かるわーって感じしませんか?

mono-lifeさんは、就活生や新入社員の相談役的な仕事をやっていたときは、向いているかもと思っていたようです。

その仕事は自分でも不思議なくらい、手ごたえを感じることができたとのこと、やはり人の気持ちに寄り添う気持ちはHSPには合っているんですね。

静かな環境で、経理としてお金をきっちり管理する仕事も得意だったそうです。あまり楽しくはなかったようですが。

そして、自信の体験から、一番辛かった職場は体育会系の職場だったそうです。

ご自身の経験から語られる言葉にはとても説得力があります。

フリーランスという働き方は、HSPには合っていて、そしてこれからの世の中はフリーランス向きになっていくと感じているとのことです。

HSPにとっても少しずつ生きやすい環境になっていってくれるでしょうか。

mono-lifeさんの動画スタイルは個人的にとても面白いと思えました。是非、チャンネルをチェックしてみてくださいね!

HSPはプログラマーが向いている?

6.HSPは生きづらい!適職は?まとめ

HSP_生きづらい_適職_まとめ

やはり、HSPの生きづらさを考えると、フリーランスという働き方にどう向き合っていくかということが、非常に大事になってきそうな感じですね。

自分の特徴を理解し、自分の生きづらさを自分の選択で和らげていく。

それも一つのたくましい生き方なんだろうなと思います。

フリーランス、ちょっと考えてみませんか?