今回の記事は、社会で生活している上で、他者から負のエネルギーをもらってしまったときに、その負のエネルギーを切り離す方法を書いてみます。
身の回りの人から負のエネルギーをもらってしまいがちなエンパス体質の人、感受性の強い人、種々の感覚が敏感な人など・・・。もらってしまった負のエネルギーを短時間で切り離せるようになり、辛い気持ちになる時間を少しでも短くしましょう。
他者からもらった負のエネルギーを切り離す
他者から負のエネルギーをもらうということはどういうことでしょうか?霊的な感覚が鋭い人などは、場所や、物からも負のエネルギーをもらってしまうことがあるようですが、今回紹介するのは人間(他者)から受けた負のエネルギーについての切り離し方です。
・他者の悪口、愚痴、自慢話など、不純な言葉を聞いて嫌な気分になった。
・相手の高圧的な態度に気持ちが追い詰められてしまう。
・差別的な発言を受けた。
・とにかくマウントをとってくる相手にげんなり。
負のエネルギーを切り離す意思を強く持つ
嫌な気持ち、辛い気持ちを発生させている負のエネルギー。手放したい、楽になりたいのは山々なのに、どこか離れがたい。そんなジレンマを感じたことはないでしょうか?
負のエネルギーはとても人を嫌な気持ちにさせ、元気を奪う好ましくないものです。しかし、負のエネルギーは、一度人の身体に入り込んでしまうと、簡単には循環せずに、停滞する傾向があります。
負のエネルギーの発生源をしっかり特定できたとしても、いざそれを手放そうとすると、もう少しこの気分に浸っていたいような、少し後ろ髪を引かれる思いがよぎることがあります。
負のエネルギーを切り離すとき、最終的には思い切りが大事です。強い意志でエイッ!と手放しましょう。
負のエネルギーが色濃く宿る場所
他者からもらった負のエネルギーの発生源。それは、他者に聞かされた言葉です。エネルギーというものは、言葉に色濃く宿ります。あなたに負のエネルギーを発生させ続けているのは、他者から聞かされ、あなたの身体に停滞してしまった、他者の言葉なのです。
エネルギーという目に見えないものを停滞させ、具現化させているのは言葉です。
負のエネルギーを切り離すために、自分のエネルギーと相手のエネルギーを区別する
他者からもらってしまった負のエネルギーを切り離すには、まずは、自分のエネルギーと他者のエネルギーは別であることを理解する必要があります。
人は生まれつき自分のエネルギーというものを宿しています。その自分のエネルギーに他者のエネルギーが混ざりこむと気分が悪くなったり、身体の調子が悪くなったりします。
世にいうエナジーヴァンパイアは、ただエネルギーを吸うだけではなく、吸うと同時にこちらのエネルギーに不純物を混ぜてきます。
その不純物が自分のエネルギーのシェアをいくらか浸食し停滞するため、エネルギーを吸われた人は、長きに渡って苦しい思いをすることになるのです。
負のエネルギーの切り離し方
他者から負のエネルギーをもらってしまった場合、まずはその負のエネルギーの発生源をとらえなくてはいけません。
それは、相手から聞かされた不純な言葉です。相手に聞かされたどの言葉があなたに刺さり、あなたのエネルギーに浸食し、シェアを奪っているのか、その言葉を特定しましょう。
~みたいなことを言われた…ような気がする…。
~ということを言われたに違いない。
このような曖昧な表現しかできないときは、すでにあなたのエネルギーと他者のエネルギーが混ざってしまっている状態です。
負のエネルギーを切り離すには、相手から聞いたままの言葉のすがたをとらえる必要があります。
相手から聞かされた不純な言葉のすがたをしっかりと思い出してください。
たとえばAさんに負のエネルギーをもらっている場合・・・、
Aさんに悪口を言われた。存在を否定された。いじめられた。辛い。苦しい。
これがエネルギーに浸食されている状態です。このままでは負のエネルギーを切り離すのはとても難しいのです。
本気でAさんにもらった負のエネルギーを切り離したければ…、
とにかくこれを思い出しましょう。
Aさんが言った言葉は確か・・・
「おまえは人間のクズだ」
「おまえに生きる価値はない」
非常に極端な例をあげましたが、こんな不純な言葉を自分の身体に停滞させて人が元気にやっていけるわけがありません。
停滞している言葉からどんどん、負のエネルギーが生まれてしまうことは容易に想像できます。
このようになんとか相手から聞かされた不純な言葉のすがたが特定できたら、あとはそれを自分から切り離すだけです。
負のエネルギーはそれが宿っている不純な言葉のすがたをはっきりさせれば、容易に切り離すことができます。
それらは、自分には必要ないもの、自分のエネルギーには関係がない不純物です。
負のエネルギーをもらわないようにするコツ
負のエネルギーは、他者の不純な言葉に宿っています。
他者から負のエネルギーをもらって苦しむということは、他者から不純な言葉を聞かされて、それが自分の身体に停滞してしまっているということです。
この他者の言葉を自分の身体へ停滞させないためのコツというのが存在します。
まず、他者の言葉をしっかりとすがたでとらえること。
さっきの極端な例でいうと、
悪口を言われた。存在を否定された。いじめられた。
というとらえかたに広がって、定着してしまわないように、相手が言葉にした、具体的なすがた、
「おまえは人間のクズだ」「おまえに生きる価値はない」
これを、相手が言葉にしたすがたのままとらえましょう。
相手の言葉のすがたをとらえる方法は、相手に聞かされた言葉を、できるだけそのままのすがたで自分の声にしてみることです。
相手が言葉を放った直後であれば直後であるほど、この負のエネルギーの閉じ込めは効果的です。
負のエネルギーを閉じ込めることができたら、あとはその不純な言葉とお別れすればいいだけです。
これは私のエネルギーとは関係ない。いらない。ポイッ。忘れよう。
負のエネルギーを切り離す方法まとめ
負のエネルギーというのは不純な言葉から発生します。不純な言葉を他者から聞かされて、長期それを保持してしまうと、自分のエネルギーを浸食され続け、本当に元気が出にくい身体になってしまいます。
他者からもらった負のエネルギーにあなたが苦しみ続けることは、誰を救うことにもなりません。
ただ、あなた自身が救われていくために、覚悟を決めて、他者にもらった不純な言葉とお別れしていきましょう。
過去に他者に聞かされた不純の言葉が、自分のエネルギーに深く浸食してしまっている場合、その言葉のすがたを特定することは一人では難しくなってしまうということもあります。
そういうときにお手伝いできるのがカウンセラーなんだと私は思っています。
あなたのエネルギーの浄化、お手伝いします。
身体に純粋エネルギーを宿す凡人 黒田明彦