他人に感情移入しすぎて苦しい!
対策がほしい!
そんなお悩みを持っている方もいらしゃるのではないでしょうか。
今回の記事は「他人に感情移入しすぎて苦しい人の対策!予防と対処」
ということで書いてみました。
興味のある方は読んでみてください。
【他人に感情移入しすぎて苦しい】感情移入のオンオフ

「あなたは他人に感情移入しすぎなのよ…。」
と、他の誰かに呆れられたことがあるでしょうか。
他人に感情移入しすぎて苦しい人にしてみれば、そんなこと言われたって…という話ですよね。
感情移入というと、そこにある程度、自分の意思で行っているというニュアンスが含まれるかもしれませんが、他人に感情移入しすぎて苦しんでいる人は、意図的に他人に感情移入をしすぎているわけではありませんよね。
それは、感覚的に言えば、「勝手にそうなっちゃう。」という感じです。
自分の意思とは関係なく、他人に感情移入しすぎて、
自分の意思とは関係なく、苦しくなってしまう。
自分でスイッチのオンを押しているわけではありません。
だからスイッチのオフだって、どうやったらいいかわらからない。
そんな感じではないでしょうか。
【他人に感情移入しすぎて苦しい】感情移入しすぎる人の2つの特徴

他人に感情移入しすぎて苦しい人には、2つの特徴があると仮説がたちます。
それは、感受性が強いということと、ミラーニューロンが活発であるということです。
感受性が強いということは、外部からの刺激に対する身体と心の反応が早く、するどく、またはその量が多いということです。
そしてミラーニューロンとは、誰かの反応を見たり聞いたりした瞬間に、自分もそのような感覚になってしまうという細胞のことです。
他人に感情移入しすぎて苦しい人は、相手の反応を見て、あたかもそれが自分の感覚であるかのようにコピーしてしまい、しかも、それに早く、するどく、多く反応してしまうということですね。
感情(刺激に)対する反応が大きければ負担は大きいし、他の人と反応の大きさにギャップがあれば、それはそのまま生きづらさにつながります。
他人の感情をミラーのようにコピーし、拡声器のように大きくしてしまう。
これが他人に感情移入しすぎて苦しい人のイメージです。
【他人に感情移入しすぎて苦しい】苦しみを軽減する方法

他人に感情移入しすぎて苦しい人が生きづらさを軽減するためには大きく分けて2つの方法があります。
1つは予防であり、もう1つは処理です。
他人に感情移入しすぎて苦しまないための予防策
まず一つめは物理的な予防です。
他人に感情移入しすぎて苦しくなる自分の傾向を理解し、感情表出が高い現場にはあまり足を運ばないようにするということです。
一人でいる時間を大事にし、人の感情がうるさいような場所には長居しない。
自分を楽な場所に自分で運んでいくことは大事なことですね。
もう一つはイメージの力を使うということ。
よく言われるポピュラーなイメージは、バリアのイメージですね。
白い光の幕をイメージしてもいいし、オシャレな壁をイメージしてもいい。
他人に感情移入しすぎて苦しい人は、意識せずに立ち振る舞っていると、あっという間に感情移入が起こってしまいます。
大事なのは、自分と他人との間に意識的に固定したイメージをもつことで、相手の感情との距離感を一定に保つことにあります。
バリアや壁のイメージを意識し、固定化させることができれば、常に感情移入について意識し、苦しい感情を警戒することができるということです。
バリアや壁のイメージは自分にあったものを選びましょう。
ちなみに逆エンパスの人は、自分から溢れるエネルギーがそのまま自分を覆うようなイメージがわりと、しっくりくるらしいですよ。
黒田式の新しい予防法

他人に感情移入しすぎて苦しい人のための、新しい予防法を紹介します。
感情エネルギーの多くは、言葉の力によって固定されます。
だから、言葉をしっかり受け止め、はね返すことができると、エネルギーの影響をもらわなくて済むことは多いのです。
具体的には、感情がうるさい現場に出くわしたとき、
その場の感情エネルギーを曖昧にとらえるのではなく、他人が表出した言葉の相(すがた)を一つずつ丁寧にとらえることです。
たとえば、職場で厳しい上司が、同僚を怒鳴りつけている場面。
同僚が上司に激しい口調で怒られている。なんだか私も苦しい。
しかもその苦しさが、時間が経っても全然和らがない。
上司を見るたびに苦しくなってしまう…。
もはや、その同僚以上に私が苦しんでしまう。
こうなってしまったら苦しいですね。
このやりとりを言葉の相(すがた)でとらえることができると・・・
上司が同僚に向かって
「こんなこともできないのか、やめちまえ!」
という言葉を言った。
この言葉の相(すがた)には嫌な感情エネルギーを感じる。
このように他人の言葉の相(すがた)を具体的にとらえると、苦しい感情移入をしてしまう対象をある程度絞ることができ、お別れすべき言葉がはっきりします。
言葉の相(すがた)とお別れしていく具体的な方法は、実際にその言葉をあなたの声にしてみることです。
「こんなこともできないのか、やめちまえ!」
あなたが言葉の相(すがた)として受け取ったものを声にできると、あなたに必要のない言葉は、あなたから離れていってくれます。
上司の怒鳴り声という曖昧な受け取り方では、感情エネルギーの発生源も曖昧で、嫌なエネルギーと別れるのは難しいのです。
「こんなこともできないのか!やめちまえ!」
と、はっきりと言葉の相(すがた)をとらえることができると、その言葉の相(すがた)を声にすることで、お別れすることが簡単にでき、嫌な感情エネルギーの発生源を体内に宿さなくてすむのです。
これは、感情エネルギーの真剣白刃取りみたいなものです。
黒田式他人に感情移入しすぎて苦しい人の予防法まとめ
- 常日頃から、言葉の相(すがた)をとらえる構えをもっておく。
- 嫌なエネルギーをもった言葉の相(すがた)をキャッチしたら、それをそのまま自分の声にする。
- そうすると、体内に嫌なエネルギー源が宿らない。
他人に感情移入しすぎて苦しまないための対処法

まず一つ目は物理的な対処法。
持ち前の感情移入力が発揮され、苦しくなってしまったら、その場から離れ、落ち着ける場所に避難すること。
今以上に感情が影響を受けてしまったら苦しくなる一方です。
自分の意志でその場を離れる選択をしましょう。
ときには方便を使うのも大事な判断です。
自分がピンチの時は、いかにスマートに自分を守るかが大事です。
そういうときの逃げ方は、ピンチになる前から想定しておくとよいでしょう。
エンパス系の人は感情を上書きする
2つ目は、感情を転換するという方法です。
エンパス系の人には大事なイメージかもしれませんが、感情移入や、超共感によって生まれたエネルギーは、他のエネルギーで上書きができます。
だから嫌な感情エネルギーを受けてしまったら、良い感情エネルギーをもらえるところに自分で行って影響を受ければいいのです。
頼りになる人、動画、本、絵、なんでもいいから、自分の感情を転換させやすい何かを頼り、自分の意思で感情の上書きを試みてみましょう。
嫌な感情の影響を受けているとき、頭のどこかには、この感情におぼれていなきゃいけないかのようなイメージがあるかもしれません。
嫌な感情には滞留性があるようです。
それをとにかく振り払い、自分の意志で、嫌な感情エネルギーを転換する行動をとりましょう。
その嫌な感情エネルギーは、あなたには必要のないもので、あなたの意思で手放すことができるものなのです。
逆エンパス系の人は、嫌な感情エネルギーを追い出す。
逆エンパス系の人には大事なイメージですが、嫌なエネルギーを追い出すことができれば、下から瑞々しい綺麗なエネルギーが湧いてきます。
さっきも書きましたが、エネルギーを固定化させてくれるのは言葉です。
だから、嫌なエネルギーのコアになっている言葉を探しあて、それを声にして吐き出しましょう。
声になった言葉は、嫌なエネルギーと共にあなたの身体から離れていってくれます。
エネルギーが離れた分、新しいエネルギーがわき、あなたは元気になることができるのです。
【他人に感情移入しすぎて苦しい】まとめ

「他人に感情移入しすぎて苦しい人の対策!予防と対処」ということで書いてみました。
他人に感情移入しすぎて苦しい人の予防まとめ
- 感情が飛び交うところにあまり近づかない
- バリア、壁などをイメージする
- 言葉を相(すがた)でとらえ、キャッチアンドリリースする(真剣白刃取り)
他人に感情移入しすぎて苦しい人の対処まとめ
- 感情移入して苦しくなった場所から離れる
- エンパス系ー感情の上書き
- 逆エンパス系ー感情のコアになっている言葉を探し、吐き出す
感情移入力の高さは、人生を豊かにするものです。
自分にとって心地よいものを周りに集め、ステキな感情で毎日を過ごしましょう!
月の逆エンパス 黒田明彦
私のエネルギー、もらってね。